| 最近のスーパーカーはキッチリ公称値どおりの最高速が出るようだ |
さて、数々のスーパーカーのフル加速、最高速、そしてサウンドを収録し動画にて公開しているAuto TopNL。
自らを「撮影とテスト会社」と名乗り、エコとは無縁の組織だと主張する潔さを見せています。
これまでにも数々のスーパーカーの性能を試していますが、今回はランボルギーニ・ウラカンEVOスパイダーの加速&最高速テスト、トンネル内でのサウンドを記録した動画を公開。
ここでその内容を紹介してみたいと思います。
ランボルギーニ・ウラカンEVOスパイダーはこんなクルマ
ランボルギーニ・ウラカンEVOスパイダーは640馬力を発生する5.2リッターV10を搭載し、7速ATを介して4輪を駆動。
0-100km/h加速は3.5秒、最高速は325km/hというパフォーマンスを誇る、世界最速レベルのオープンモデルです。
なお、ランボルギーニではV10モデルのオープンに対し、伝統的にファブリックルーフを採用しており、ここはフェラーリやマクラーレンとは異なるところ。
ちなみに加速性能においてはクーペ比で+0.2秒という数字ですが、フェラーリやマクラーレンのオープンモデルはクーペモデルと同じ加速性能を持っており、ここもまたブランド間での差異が見られる部分です。
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そして動画では最高速に挑戦していますが、メーター読みでは最高で343km/hに達しており、GPS計測では325km/hに達しています。
ウラカンEVスパイダーの公証最高速は325km/hなので、その速度が「ちゃんと出る」ということになりますね。
その後はトンネル内にてガツンと加速してそのサウンドを聴かせてくれますが、全編に渡ってそのエキゾーストサウンドを意識した構成となっていて、見応え、そして聴き応えのある動画に仕上がっています。
なぜスピードメーターに誤差?
なお、スピードメーターとGPS計測には誤差があり、もちろん正しいのはGPS計測値。
ただ、スピードメーターは一般に(速度出しすぎ抑制のため?)実際の速度よりも高い数字を示すようになっていて、法律でも「誤差」が認められています。
日本の場合だと誤差の計算方法は「10(V1 -6)/ 11 ≦ V2 ≦(100 / 94)V1」となりますが、これは「実際の走行速度が40km/hのとき、30.90km/h~42.55km/hの誤差が認められているということになるのだそう。
ちなみに同じくAuto TopNLが計測したランボルギーニ・ムルシエラゴだと、メーターでは時速315km/hくらい、しかしGPSだと282km/h表示となっていて、これはかなり誤差が大きい部類だと言えます(純正ホイールを装着しているので、タイヤ外形も純正とは変わっていないと思われる)。※チュービマフラーを装着しているので、そのサウンドは凄まじい
そのほかにはこんな速度計測動画が公開されている
上述の通り、Auto TopNLは様々なハイパフォーマンスカーの最高速を計測していますが、ここでいくつかをピックアップしてみたいと思います。
まずこちらはランボルギーニ・アヴェンタドールSにて336km/hを記録する動画。
新型ポルシェ911(992)ターボSにて時速333キロ。
フェラーリ488GTBで時速333キロ。
BMW M8コンペティションで300km/h。
ランボルギーニ・ウラカン・ペルフォルマンテで330km/h。
1400馬力のチューンドGT-Rで337km/h。