| シルバーのE30世代BMW M3はかなり珍しい |
さて、米自動車個人売買サイトに美しくカスタムされたBMW M3がオークション形式にて登場し、52,998ドル(日本円で約560万円)で落札されることに。
E30世代のM3は非常に人気が高く、近年その相場が上がりつつあるものの、個体数も多いためにその値上がりは比較的緩やかで、最近までは(スポーツエボリューションなど特殊なモデルを除くと)400万前後が中心相場であったわけですね。
そういった中での「560万円」はずば抜けて高い価格といってよく、ここでその内容を見てみたいと思います。
このBMW M3は純正パーツ+社外パーツのブランドミックス
このBMW M3を見てみると、まずボディカラーは「Lachssilber Metallic」。
ヘッドライトは欧州仕様となり、やはり欧州仕様のヘッドライトワイパーも装備。
フロントバンパーはフォグライト含めて「エボリューション仕様」となっているそうですが、サイドウインカーも北米仕様のオレンジではなくユーロ仕様の「ホワイト」。
これはおそらくはボディカラーがシルバーということもあり、オレンジ等の色味を廃し、モノトーンでまとめたかったのだと思われます。
テールランプは社外品(スターテック製)、そしてスモーク仕様。
ホイールはBMWのスペシャリスト、シュニッツァー製
ホイールは17インチサイズのACシュニッツァー製(懐かしの3ピース)。
サスペンションはビルシュタイン製ショックにアイバッハ製スプリングにてローダウン。
マフラーはステンレス製の社外品へ。
このBMW M3のインテリアはこうなっている
そしてこちらはこのBMW M3のインテリア。
ほぼノーマル状態を残した美しい状態ですが、アルパイン製のCDデッキ、そしてレッドのシートベルトの2点のみがカスタムされた部位だと紹介されています。
レザーシートも美しい状態ですね。
エンジンルームも非常に美しい状態を保っており、社外品のストラットタワーバーが装着され、パフォーマンスチップによってエンジン出力向上が図られているようです。
E30世代のM3は「初代M3」そしてモータースポーツ直結ということもあって人気が高く、今後も継続的に価格が上がってゆくことになりそうです。
BMW M3の動画はこちら
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参照:BMW E30 M3