ぼくが異常な情熱を見せるのが「ナンバープレートの「取り付け方法と位置/角度」。
その点においてガヤルドのナンバープレートの位置、角度はいままでぼくが所有してきた車の中で「ベスト」と考えていますが、ウラカンについては調整の余地があります。
高さについてはまず問題はない(フロントバンパーの上辺のツラよりも下に付いている)のですが、角度はちょっと寝かせたいですね。
もともとの角度でも悪くはありませんが(ランボルギーニ大阪さんも同じくナンバーの位置や角度にこだわってくれるので、ほかディーラーや公式フォトにあるデモカーよりは美しく取り付けられている)、これをさらに寝かせることにします。
構造を見ると、ナンバープレートは台座に取り付けられていますが、この台座はフロントバンパーに上下で2点づつ、合計4点で固定されています。
外してみると、少しでも寝かせようとこの金属(アルミ)製の台座を曲げて角度が付けられているのがわかりますが(たぶんランボルギーニ大阪さんの努力によるものと思われる)、台座をこれ以上曲げるのは難しそうです。
となると台座の固定位置を変える必要がありますが、下の2点を移動させることで、ナンバーの角度を寝かせることは可能。
なお、上の2点はバンパーに鬼目ナットが仕込まれているので、この位置を買えるのは難易度が高いです。
下の2点は単に穴を開けてタッピングで固定しているだけなので、穴あけは容易ですね。
狙いは下記画像くらいの角度。
取り急ぎ今回は、バンパー側に孔を開けるのではなく、ナンバー取付台座(ステー)側に穴を増設することで角度を付けることに(画像の黄色い丸が新しく開けた穴)。
※車が来た途端にドリルで穴を開けているので、けっこう周囲からは変な目で見られる
これを取り付けると、こんな感じで角度がつきます。
さらに角度を付けるとなると、1)バンパー側の下2点の穴をより奥にする(ナンバープレートの下側を奥に入れることで角度を付ける)、2)ステーの上2点のボルト穴を加工する(ナンバープレートの上側を前に出すことで角度を付ける)、という方法のほか、そもそものステーを別のものに変更してしまう、ということも考えられます。
正直なところ、もうちょっと角度は付けたいですね。
関連投稿:ランボルギーニ・ウラカンのナンバープレート角度をさらに調整してみる
先日ウラカンのナンバープレートの角度を調整しましたが、思ったほども傾かず、再度調整することに。
もう一度ナンバープレート、そしてステーを車体から取り外し、今度はステーの上側固定部分をペンチで挟んで無理やり曲げ、ステーがより傾斜して取り付けできるように。
左右均等に、かつ車体にフィットするように曲げる必要があるので、けっこう難易度が高めです。
万力があるとより正確に曲げることができると思います。
ステーの傾きがきつくなると、ステーの下部分がエアインテークに当ってステーの車両への装着ができなくなるため、ステーの下部分を金ノコでカット。
カットした部分は車体を傷付けないようにヤスリで均し、ブラックのタッチアップで塗装しておきます。
この下部分も車体にフィットするように、ペンチもしくは万力で挟んで曲げる必要あり。
そうすると、取付角度はこんな感じに。
これでガヤルドと同じくらいの角度だと思いますが、ガヤルドは問題なく車検に通っているので、ひとまずこの角度にて取り付けることに。
ステーの下はタッピングビス2本でバンパーに固定されていますが、そのビスを通すための穴を開ける必要があり、これは装着前にドリルで穴を開けておきます。
なお、もうちょっとナンバーを「立てる」ことも可能。
上から見ると「かなり」ナンバーが寝ているように見えますが、意図的にナンバーが映らない角度から撮影していること、真上に近い角度から撮影していることもあり、実際はここまで「見えない」わけではありません(この角度で公道上にてナンバーを確認することは無い)。
公道上にて、通常の車間距離であれば周囲からは確実に認識できる角度だと思います。
ちょっと離れるとこんな感じ。
数字は塗りつぶしていますが、確実に文字は読みとれ、ぼく的には非常に満足度の高い仕上がりと考えています。
副次的な効果として、この変更を行う前は「ナンバープレートと車体が一体化している」ように見え、車体色とナンバープレートの色との差が気になりましたが(同じ白でもずいぶん違う。たぶん濃色車だともっと違和感がある)、作業後はナンバープレートと車体との隙間が大きくなり、分離して見えるようになったので、それも気にならなくなっています。
ノコギリ、ヤスリ、ドリル、ペンチ又は万力が必要で、かつ不可逆的、「曲げ」という職人的要素が必要ということを考えると、全体的に苦労したと言えます。
なお、ステーは単体で購入できると思いますし、失敗しても車両に影響はないので、イキナリのチャレンジに不安がある場合は、ステーを購入して挑戦してみるのも良いかもしれません。