| ただし維持・カスタム費220万円のうち110万円はプロテクションフィルム施工代金 |
ランボルギーニもずいぶん維持しやすくなった
さて、ランボルギーニ・ウラカンEVO RWDの24ヶ月点検(2回めの12ヶ月点検)を実施。
ついこの前に納車されたばかりのような気もするのですが、なんと納車から2年が経過した、ということになりますね。
なお、ランボルギーニは(他のメーカーでもそうですが)期間もしくは走行距離ごとにメンテナンスの内容を決めており、24ヶ月目だと(整備手帳に従えば)下記の通りの点検そして交換を行うように定められています。
- エアフィルター交換
- 燃料噴射と点火系(点検を行ない、必要に応じ交換・清掃)
- 冷却システムの点検(点検を行ない、必要に応じ充填)
- スパークプラグ交換
- エンジンオイル・フィルタ交換
- Vベルトとベルトタイトナー(点検を行ない、必要に応じ交換)
- エアコン防塵フィルター交換
- ラジエーター部分の目視検査
- 方向装置(点検を行ない、必要に応じて交換・清掃)
- フロント/リアサスペンションの連結部(点検を行ない、必要に応じて交換・清掃)
- ブレーキシステム(点検を行ない、必要に応じて交換・清掃)
- ブレーキオイル
- ブレーキディスクとパッド(点検を行ない、必要に応じて交換・清掃)
- タイヤとホイール(点検を行ない、必要に応じて交換)
- 修理キットの有効期限(点検を行ない、必要に応じて交換)
- アンダーボディ、シャシー及び保護部分の目視点検
- シートベルト点検
- ヘッドライトの光軸点検
- バッテリー接続と充電状態の点検
- 故障したメモリの検査
- 路上テスト
ランボルギーニ・ウラカンEVO RWDには「メンテナンスパッケージ」が付与されている
なお、ランボルギーニ・ウラカンEVO RWDには「メンテナンスパッケージ」が付与されており、これは何かというと「3年目まで、ランボルギーニの指定する点検や交換内容が全部タダになる」という大変ありがたいサービスです。
-
ランボルギーニ・ウラカンEVO RWDの1年点検を受けてきた!現在ウルスとウラカンの新車には「メンテナンスパッケージ」が付与され、これまで高額だった点検費用がなんと無料に
| これまでには毎年、普通のクルマの「車検」くらいの点検費用をランボルギーニに投じていた | このメンテナンスパッケージはコスト的に非常に助かる さて、早いものでランボルギーニ・ウラカンの納車から1年 ...
続きを見る
実際のところ昨年の12ヶ月点検、今回の12ヶ月点検も「無料」で、来年の点検(車検)までの維持点検費用が一切無料。
ちなみにこのウラカンEVO RWDの前に乗っていたウラカンLP610-4にはこういったパッケージが付帯されていなかったのでメンテンナンス費用は全部自腹であり、例えば最初の12ヶ月点検は121,050円、二回目は167,000円、三回目(車検時)は313,095円を要しているものの、ウラカンEVO RWDではこれらが不要ということに。
こういったメンテナンスパッケージの付帯は一見すると「ランボルギーニが損をする」ように思えるものの、長い目で見ると、車両の価値を良好に保つことができるので(無料であればどのオーナーもちゃんと点検に出すものと思われる)中古市場でも相場を高く維持することが可能となり、そして中古相場が高くなれば新車も高く販売することが可能となります。
つまりランボルギーニの中古相場が高くなれば、既存オーナーも買い替えをしやすくなり、売るときも高いとなれば新車価格が高価であってもそれを許容する人が出てくることにもなって、つまりはフェラーリのような「プラスの」サイクルが構築されるわけですね。
参考までに、フェラーリはなんと「7年間基本メンテナンスが無料」となっていて、つまりは一旦購入してしまえばその後にほとんどお金がかからない(タイヤなどの消耗品はメンテナンス無料パッケージ対象外なので自腹ですが)スーパーカーでもあり、これは大変ありがたいところだと思います。
もちろんランボルギーニの「3年間無料」でも非常に嬉しく、こういったメンテナンスパッケージはスーパーカー購入における敷居を確実に下げているのは間違いない、とも理解しています(そしてこういった事実があまり知られておらず、スーパーカーは未だに”維持にお金がかかる”と信じられているのが残念でもある)。
今回の24ヶ月点検はなにごともなく無事終了
そして今回の24ヶ月点検につき、とくに問題もなく無事終了。
信じられないかもしれませんが、以前に乗っていたランボルギーニ・ウラカンLP610-4、その前のガヤルドLP560-4、今乗っているウラカンEVO RWDについては、これまでに所有してきたクルマに比較してもトラブルが少なく(ポルシェやミニ、BMWのほうがトラブルは多い)、非常に信頼性の高い車両です。
もちろんそういった信頼性を担保してくれるのは、いつも整備していただいているランボルギーニ大阪さんの技術力の高さにほかなりませんが、ここでお礼を申し上げたいと思います(ありがとうございます)。
ちなみに点検の間に貸していただいた代車はアウディA6アバントで、これはランボルギーニ事業部(アウディジャパン内)が設ける基準に従ったものだと聞いています(現行モデル、かつアウディだとA6以上という基準があるようだ。ほかにも基準があるものと思われる)。
ランボルギーニ・ウラカンEVO RWD2年経過時の維持・カスタム費用はこうなっている
ここでランボルギーニ・ウラカンEV RWDの納車から2年(24ヶ月)が経過した時点での維持・カスタム費用をまとめてみたいと思いますが、その内容は下記のとおりで2,204,726円となっていて、しかしこの多くはプロテクションフィルム(1,109,600円)と任意保険(671,960円)が占めています。
【カスタム費用】
- ワイドドアミラー+ルームミラー・・・45,386円
- レーダー探知機・・・37,000円
- ステアリングホイール張替え・・・43,000円
- キーケース(ワンオフ)・・・13,200円
- ドライブレコーダー・・・27,250円
- ナンバープレート用チタンボルト・・・2,200円
- LED照明など電装品・・・2,600円
- シートスイッチ・・・8600円
- プロテクションフィルム・・・1,109,600
- インフォテイメントスクリーンプロテクター・・・13,710円
(小計)1,302,446円【維持費】
- 任意保険(1年目 / 前払い)・・・225,570円
- 任意保険(2年目 / 前払い)・・・223,380円
- 任意保険(3年目 / 前払い)・・・223,010円
- 自動車税(1年目)・・・87,000円
- 自動車税(2年目)・・・87,000円
- 初回点検・・・56,320円※メンテナンスパッケージ対象外の自主オイル交換
- 12ヶ月点検(1回目)・・・無料
- 12ヶ月点検(2回目)・・・無料
(小計)・・・902,280円
(合計)・・・2,204,726円
あわせて読みたい、ランボルギーニ・ウラカン関連投稿
-
そろそろランボルギーニ・ウラカンEVO RWDの初回点検!ちなみにランボルギーニは11年目までのメンテナンス必須項目をこんな感じで定めている
| ランボルギーニのクルマはどんどんメンテナンスフリー化が進んでいる | 以前に乗っていたランボルギーニ・ガヤルドに比べると格段に維持費が安くなった さて、ランボルギーニ・ウラカンが納車されてからそろ ...
続きを見る
-
ランボルギーニ・ウラカンEVO RWDの任意保険更新!保険料は22万3010円、納車から2年の間にかかった維持・メンテナンス・カスタム費用は211万7726円
| ただし維持・メンテナンス・カスタム費用の半分は「プロテクションフィルム」 | おそらくここからはそれほどお金がかからないと予想しているが さて、早いものでランボルギーニ・ウラカンEVO RWDの納 ...
続きを見る
-
ランボルギーニ・ウラカンを買ってから売るまでの維持費総集編!合計3,713,437円、一番大きいのはメンテナンスの1,321,050円
| 維持費総額の月割は62,939円。ただしこれは乗らなくてもかかる費用 | さて、ぼくは先日ランボルギーニ・ウラカンを売却しましたが、ここでその維持費を振り返ってみます。ぼくのランボルギーニ・ウラカ ...
続きを見る