車高の高いポルシェ911、「サファリ」が発売されたらこうなる？予想レンダリングが公開に

｜　おそらく発売は間違いなさそうだが、その価格やデザインが気になって仕方がない　｜

さて、このところ頻繁にプロトタイプが目撃されている新型ポルシェ911「サファリ」。

現時点ではその名称はあくまでも「仮」ですが、かつて911はサファリラリーに出場しており、そのルックスを再現し「車高の高い911」へとカスタムした車両を（一般的に）911サファリと呼んでいるわけですね。

そして今回、Motor.esによって公開されたのがその予想レンダリング。

ポルシェは長い時間を経て911サファリを実現させようとしている

この911サファリについて、最初に市販化の話が出てきたのは2008年くらい。

当時は中国が勢いを増しており、中国やロシア、南米含めて「舗装状況があまり良くない」国や地域向けに、車高の高い911を発売することが検討されていたようです。

その後しばらくこのウワサは消えることになりますが、昨年あたりから「911の新しい柱」として発売されるのではと言われるようになり、つまり「911カレラ」「GT系」に続く新しいサブカテゴリーとしてポルシェがこれを検討しているということですね。

この911サファリについては「限定」という見方もあるものの、もし「911の新しい柱」として発売するのであれば限定ではなくカタログモデルとなる可能性が高い、とも考えています。

ただし「911カレラ」と同スペックであったとしても、様々な手が加えられることになるため、価格は「安くはない」ものと思われ、バリエーションが拡大されるにしても「どのあたりまで」広がるのかは不明。

おそらくは911カレラ、911GTS同様のラインアップまで展開されるんじゃないかと考えていますが、その性格を考慮すると4WDモデルのみに絞られるかもしれませんね。

そのデザインはどうなる？

そして気になるのはやはりそのデザイン。

車高が上げられて大きなタイヤが装着されること、そしてフェンダーには樹脂製のクラディングが与えられることは間違いないと思われますが、現在ポルシェは「モデル間、バリエーションの間で（共通性を持たせながら）個性を強調する動きを見せているので、おそらくは911サファリについても専用の前後バンパーが与えられるものと思われます（現行911においても、これまで以上に911カレラ系とGT系との差異が大きくなるように）。

ただ、顧客を限定することとならないように「オフロード」テイストはさほど打ち出されず、スキッドガード風のバンパーは「オフロードデザインパッケージ」等のオプションにて用意されるんじゃないかと予想しており、このあたりは実際の発表を待ちたいところですね。

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参照: Motor.es