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【動画】BMW M3試乗!こんなにハードとは思わんかった・・・!これだけのパフォーマンス、利便性、安全性を併せ持つスポーツカーはそうそうない

【動画】BMW M3試乗!こんなにハードとは思わんかった・・・!

| 最初はあまりの足回りの硬さに驚いたが |

さて、新型BMW M3に試乗。

現在ぼくは事情があってセダンの購入を検討しており、レクサスIS、ポルシェ・タイカン、そしてこのBMW M3が現在の候補となっています。

試乗したのは「M3 Competition」、搭載されるエンジンは3リッター直6/Mツインパワー・ターボ(S58)、出力は510PS。

トランスミッションは8速AT、駆動輪は後輪のみとなっています。

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BMW M3はこんなクルマ

BMW M3最大の特徴といえばこの「バーチカルキドニー」。

ベースとなる3シリーズは「普通の」キドニーグリルを持っていますが、M3にはこの巨大なグリルが与えられており、ここは視覚的に”M3であること”を主張する部分ですね。

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ボディサイズは全長4,805x全幅1,905x全高1,435ミリ、ホイールベースは2,855ミリ。

ホイール/タイヤサイズはフロントが275/35 R19、リアが285/30 R20を採用し、つまりはスーパーカーばりの「前後異径」サイズです。

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ちなみにベースモデルの3シリーズ・セダンの全幅は1,825ミリなので、M3は実に8センチもワイド化されているということになりますが、これは4シリーズ→M4よりも大きな拡大幅であり、そのため3シリーズとの差異も大きく感じられます。

ヘッドライト脇には「段差」があり、つまりこのぶんだけ「ワイド化」されているということになりますね(3シリーズにはこの”段差”がない)。

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フェンダーアーチ周辺だけが盛り上がるのではなく、フェンダー全体が膨らむ「ブリスター」形状。

セクシーと表現しても差し支えないかと思います。

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ドアミラーは航空機にインスパイアされた専用デザインの「Mミラー」。

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後部ドアとリアフェンダーとの境界にもこの「(ワイド化のための)段差」。

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トランクリッドにはリアスポイラー装着。

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リアディフューザーもかなり大きく、サイドステップ下部などとあわせてブラックが効果的に用いられています(かなりメリハリが効いて見える)。

テールパイプもブラック、そしてパイプ内部は二重構造。

サイレンサー部分は整流効果を考慮した形状を持っています(Z1から続く伝統か)。

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新型BMW M3に試乗してみよう

ひととおりM3の外観をチェックした後はさっそくM3に試乗。

シートポジションは過剰に低いわけではなく、「普通に乗り込んで腰を下ろす」ことができるのはM3の美点だと言えそうです。

その後はセンターコンソールにある赤いエンジンスタートボタンを押してエンジンを指導させ、シートポジションやミラーを合わせていざスタート。

試乗車のトランスミッションは8速ATですが、Dレンジに入れるにはシフトレバーを右に倒して行い、これはBMW独特の操作方法だと思います(ちょっと戸惑った)。

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まずは走行モードを「コンフォート」に入れてスタートさせますが、これでも「おっ」と思う”スプリングの”硬さを持っていて、とくに段差や道路の継ぎ目など、尖った入力に対してはガツンとした衝撃を感じさせます。※新型M3はアダプティブサスペンション装備

一方ではそこからのサスペンションの動きは非常にしなやかで、車体を押し上げられるような”ダンパーの”硬さを感じないという印象。

ちなみにポルシェやランボルギーニ、アウディといったフォルクスワーゲングループのクルマ(VWのスポーツモデルも含め)は逆に、「初期のアタリが柔らかく、その後の突き上げが強い(車種にもよる)」という印象ですが、BMW、メルセデス・ベンツはその逆といったイメージを持っています。

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その後しばらく走ってみてドライブモードを「スポーツ」に入れてみますが、そうするとスプリングの硬さは変わらずにダンピングが強化されるというイメージで、ぼくとしてはスポーツモードの方がバランスが良くしっくり来るな、という感じ。

なお、「VWグループとの違い」というと、それはステアリングホイールにも現れており、ポルシェやランボルギーニはステアリングホイールが「細く、硬い」のに対し、BMWは「太く、パッドが入っていてクッション性がある」のも面白いところ。

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エキゾーストサウンドについては、外から聴くと「乾いた、パルス感のある軽快な」音ではあるものの、室内から聴くと「ウエットな重厚感のある」音。

ちなみにM3はサウンドジェネレーターを持っていて、車内のスピーカーからエキゾーストサウンドを聴かせる仕組みを採用していますが、車内から聴くと「生成した」サウンドの影響が大きいのかもしれません。

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ハンドリングは「さすが」BMW

ハンドリングについては申し分なく、1,905ミリという全幅にもかかわらず「コンパクト」に感じさせるほどで、ここはさすがBMW。

ちなみにステアリングホイール、そしてハンドリングというのは、もっともドライバーとクルマとが密接に関わる部分であり、これに関する印象はかなりクルマを左右すると考えています。

単純なところだと、ステアリングホイールの操作感が重いとクルマが重く感じられたり、その逆もあるということですね。

ただ、「行き過ぎると」不自然な印象も出るため、そこはエンジニアの経験や「さじ加減」が発揮されるところで、そしてBMW M3はそこが「絶妙」ということになります。※M3では可変ステアリングレシオ=バリアブル・スポーツ・ステアリングが装着されている

エンジンパワーそしてレスポンスについても同様であり、アクセルを踏むと低回転であっても「大排気量自然吸気エンジンを高回転に維持しているように」ぐっと前に出るという感覚があり、ここもまたクルマを軽く感じさせる部分かと思います。

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そのほかBMW M3では最新の運転支援システムも装備され、「ハンズ・オフ」が可能なACC(アクティブ・クルーズ・コントロール)もそのひとつ。

これは実際に試してみましたが、慣れるまでは勝手にクルマのほうで(加減速はもちろん)ハンドル操作まで行うのでちょっとした奇妙な感覚があるものの、慣れてしまうと非常に快適。

全般的に見て、4ドアという利便性、そしてこれだけのパフォーマンス、さらに高いレベルの安全性と運転支援装置を併せ持つクルマはそうそうないといった印象ですが、これこそがまさにM3の存在意義なのでしょうね(そして今回、ぼくはそこに惹かれて購入を検討しているということになる)。

足回りについては「M3ってこんなに足回りが硬いのか・・・」と最初こそ驚かされたものの、それもすぐに慣れ、試乗を終える頃には「これくらいがちょうどいい」と思わせるほど。

とにかく「日常乗れるスポーツカー」として、これだけのレベルを持つクルマは見当たらないと考えています。

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BMW M3の見積もりを取ってみた

BMW M3については、ディーラーの見込み発注のほか、「オーダー」も可能。

新規オーダーの場合は通常3ヶ月ほどで届くそうですが、現在は半導体の供給に不安があり、そのため「6ヶ月くらい」は見ておいたほうがいい、とのこと。

そしてぼくが選んだボディカラーは「ブルックリン・グレー」。

通常であれば選ばないカラーですが、M3のボディ形状そしてパネル形状を見るに「ダーク系メタリックカラーが似合うだろう」と判断したこと、しかしブラックがコントラストカラーとして使用されているためにブラック以外がいいだろうと考えたのがその理由です(もちろん、ブラックを選んで”真っ黒”にするのもいい)。

このカラー選択について、もちろん「法人」での使用も考慮に入れていますが、これを除くとM4のイメージカラーでもある「サンパウロ・イエロー」を選んでいただろうと思います。※最近は、法人だからといって地味で目立たず、差し障りのない安価なクルマを選ぶ必要もなく、むしろ目立つ車でセルフプロデュースを行う例も増えている

なお、M3(M4)は以前より、ダカールイエローやフェニックス・イエロー、アリゾナ・イエローなど、イエローをイメージカラーに採用することが多いようですね。

購入総額としては1470万円くらいと高価ではあるものの、M340iを購入するよりは「売却時の値下がり率が低いんじゃないか」とも考えており、購入金額は高くとも、リセールのいい車を購入するべきであるとも考えています。

見積もりの内容は下記の通り。

BMW M3の見積もり

  • 車両本体価格 13,240,000円
  • 自動車税(5月から) 41,600円
  • 自動車重量税 49,200円
  • 環境性能割 216,600円
  • 自賠責保険料 27,770円
  • 検査費用 2,100円
  • 車庫証明 2,700円
  • リサイクル預託金合計 18,090円
  • 注文印紙代 200円
  • プレート代 4,150円
  • 検査費用 55,000円
  • 希望番号 11,000円
  • 車庫証明 19,800円
  • 納車費用 17,600円
  • リサイクル資金管理料 290円
  • 査定費用 7150円
  • 下取り車 16,500円
  • 3+2年延長BSI 132,000円
  • BMW新車延長保証 274,000円
    (ここからオプション)
  • ブルックリン・グレー 100,000円
  • シルバーストーン/ブラック(インテリア) 48,000円
  • 19/20インチ 鍛造ホイール(オービット・グレー) 48,000円
  • カーボンファイバーインテリア 151,000円
  • パーキングアシストプラス 69,000円
  • ETC/ITSセットアップ 3,630円
  • INNOVACTION M3 88,000円
  • 断熱カーフィルム 49,400円
    (合計)
  • 14,693,280円

BMW M3を試乗してきた際の動画はこちら

試乗したのはOsaka BMW千里さん

今回新型BMW M3を試乗させてもらったのはOsaka BMW千里さん。

いつもお世話になり、ありがとうございます。

Osaka BMW千里

  • 住所:〒565-0862 大阪府吹田市津雲台7-1-D109-101
  • TEL:06-6832-5761
  • 営業時間:10:00~19:00
  • 定休日:月曜日

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