| フロントグリル内部にはメルセデス・ベンツマークがLEDにて発光 |
さて、メルセデス・ベンツが予告していた「コンセプトEQT」を公開。
これはその文字と外観からわかるとおり「エレクトリックミニバン」ということになりますが、ベースとなっているのは(メルセデス・ベンツと提携関係にある)ルノーの3代目カングー。
そのディティールはまさに「EQ」
なお、ベースはカングーといえどそのルックスは完全にメルセデス・ベンツ。
ヘッドライト、そしてテールランプともにボディにインテグレートされるデザインをもっており、このあたりは「EQ」ファミリーを彷彿とさせるところですね。
ルーフには大型グラスパネル。
グリル内にはメルセデス・ベンツマークがイルミネーションによって再現(最近メルセデス・ベンツはこの意匠にこだわっている)。
この「三角形の」グリルそしてヘッドライトは”ビキニボトム”と呼ばれているようですね。
ドアハンドルはフラッシュマウント。
ホイールはディッシュタイプ。
アルミホイールの上にカバーを被せ、センターロックっぽいデザインに見せている模様。
なお、EQTコンセプトの全長は4,945ミリで両側のドアは「スライド式」。
シートは3列レイアウトとなるようですね。
今回公開された公式フォトだと、エレクトリックスケートボードと一緒のショットもあり、商用イメージを払拭しレジャー色を押し出している模様。
メルセデス・ベンツEQTのインテリアはこうなっている
そしてこちらはメルセデス・ベンツEQTのインテリア。
3列目シートはちゃんとした作りを持っており、その後ろにはエレクトリックスケートボードを納めるスペースがあるようです(ただしこれはコンセプトモデルのみの仕様だと思われます。※メルセデス・ベンツはEQTのプロモーションにおいて、スケーターのトニー・ホーク氏とのコラボレーションを行っている
メーターそしてインフォテイメントシステムは「ハイパースクリーン」ではないものの、ブルーの照明やパーツによって未来っぽい雰囲気となっているようですね。
現時点ではEQTのスペックについては公開されておらず、搭載されるバッテリーサイズも不明。
EQTについては、ガソリンエンジン搭載版の「Tクラス」が登場する予定となっており、こちらは2022年の登場予定。
EQT同様にルノー・カングーと車体を共有し、しかし「ファミリーやアクティブなライフスタイルを持つ若者」をターゲットに設定した展開がなされると言われます。
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