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ランボルギーニが2016年から開始した養蜂事業を拡大中!ミツバチの巣箱は8から12へと増え、ミツバチの力を借りて環境汚染物質を研究中

2021/05/22

ランボルギーニが2016年から開始した養蜂事業を拡大中

| ミツバチの「黒と黄色」はランボルギーニのカンパニーカラー「ブラックとゴールド」ともマッチ |

フォルクスワーゲングループはとにかくミツバチに力を入れているようだ

さて、ランボルギーニが2016年から開始した養蜂事業の状況を「世界ミツバチデー」にあわせて公開しています。

現在、ランボルギーニ本社所在地であるサンターガタ・ボロニェーゼのランボルギーニ・パーク(そんなモノがあったのか・・・)には12もののミツバチの巣箱を備えた養蜂場が設置されているそうですが、ここではバイオモニタリング・プロジェクトが推進中。

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ランボルギーニは環境汚染物質の特定を研究中

なお、この養蜂場では現在60万匹のミツバチが飼育され、ミツバチの行動やハチミツを研究することで、周囲の環境がどのように影響するかを昆虫学者や養蜂家とともに研究している、とのこと。

加えて蜂の巣の内外に設置されたアウディ財団のビデオカメラの支援を受つつ、工場周辺の環境汚染物質の調査を行っていると報じられていますが、これにより工場周辺の環境改善にも貢献しているようですね。

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ちなみにフォルクスワーゲングループは養蜂に対して真剣に取り組んでおり、同グループ傘下にあるポルシェも150万というランボルギーニにまさる規模にて養蜂事業を展開中。

ただしこちらは何らかの研究ではなく、ハチミツを採取して販売し、利益を出すことが目的だと報じられています(もともとは空き地の有効活用からはじまったプロジェクトらしい)。

そしてこのハチミツについてはポルシェ本社にゆけば購入できるそうで、機会があればぜひ入手してみたいものですね。

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世界ミツバチデーとは

なお、世界ミツバチデーとは、「人類の生存にとってミツバチや他の受粉媒介者がいかに重要であるかを広く認識してもらうことを目的としている」そうですが、アインシュタインが「ミツバチがいなくなったら人類は滅ぶ」と発言したのは有名な話で、これはミツバチがいなくなると多くの植物が受粉できなくなり、実を結んだり存続できなくなるため。

一般にミツバチは植物の80%を存続させ、我々が消費する果物やナッツなどの33%に相当する量を(ミツバチ媒介の受粉によって)供給しているともされますが、現在大きな問題となっているのが「ミツバチの減少」。※いちごは100%ミツバチの花粉媒介による受粉らしい

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ミツバチが減ると植物が減り、となると食料も減り、人類や家畜が存続することが困難になってやがては全人類が絶滅という図式となるわけですが、今のところミツバチ減少の原因は不明とされています。

一説では農薬、さらには「大気汚染と土壌汚染」が原因として重視されているそうですが、今回の研究にはこれを探るという目的もありそうです。

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参照:Lamborghini

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