| ダウンフォース、エアフローを強化したオンロード特化型のGRヤリス? |
話題性向上を考えても、トヨタがこのGRヤリス「エクストリーム」を投入する可能性は高いと思われる
さて、ニュルブルクリンクにて、「GRヤリス・エクストリーム(GRMN?)」と見られるプロトタイプが走行中。
今回はじめて「エクストリーム」なる名称が用いられたと認識していますが、これについてはスパイ動画を公開したユーチューバー(カースパイメディア)が独自に呼んでいるのか、なんらかの情報に基づいてそう呼んでいるのかは不明です。
たしかにトヨタはGRヤリスのハードコア版を投入すると言われるが
GRヤリスのハードコア版については、GRヤリス発表直後からウワサが出ており、そして今回はそのプロトタイプが走行していて、こういった状況を鑑みるに、実際に「GRヤリス・エクストリーム」が登場する可能性はかなり高いのかもしれません。
なお、GRヤリスそのものはラリー競技参加のためのホモロゲーションモデルであり、その要件を満たすには24,000台を販売する必要があると言われます。
たしかにGRヤリスは非常に高い人気を誇るものの、こういったクルマを求める人の絶対数が少ないのか、この「24,000台」にはかなり遠い、とも。
そこでトヨタは販売テコ入れ、そしてGRヤリスへの注目度を更に高めるためにこの「エクストリーム」を投入するというのもまたうなずける話です。
GRヤリス「エクストリーム」はどんなクルマに?
そこで気になるのがGRヤリス「エクストリーム」がどんなクルマになるのか、ということ。
現時点では情報がなく、しかし今回ニュルブルクリンクを走るGRヤリス「エクストリーム」を見るに、フロントにはカナード(エアロフリック)装着、フロントフェンダーにはエア排出用ダクトが追加され、リアウイングはさらに大型化しているようにも(仕様違いで二台が走っているようだ)。
縁石に乗り上げるなどアグレッシブな走りも見られ、「サーキット走行に特化したローダウンサス、そしてハードなダンパーとスプリング」が与えられる、とも。
おそらくは、最近のトヨタだけに「思い切った」モデルになると思われ、一般性を欠くスパルタンなクルマになるであろうことも容易に想像でき、もちろん「限定」販売になりそうですね。
GRヤリス「エクストリーム」と見られるプロトタイプが走行する動画はこちら
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参照:CarSpyMedia