| シビック・タイプRのベースとなるシビック・ハッチバックもじき発表されそうだ |
ホンダは新型シビックのモデルチェンジに際し、「基本性能を向上」させている
さて、海の向こうでは新型シビックが発表済みとなっていますが、早速その新型シビックの加速性能を試したカーメディアが登場。
なお、公開された動画では、現地でのライバルとなるトヨタ・カローラ、そしてMazda3との加速競争という形で評価を行っています。
新型ホンダ・シビックはなかなかの高性能
動画を公開したスロットルハウスでは各車のグレードを慎重に選んでおり、「おおよその販売価格が同じくらいになる」モデルを選択。
結果的に全車FF、そしてアメリカでの販売価格が27,000ドル前後、駆動方式はFFで180馬力前後というスペックが揃うことに。
なお、出力は似ていてもその内容にはちょっと差があり、トヨタ・カローラに積まれるのは2リッター自然吸気(169HP)、ホンダ・シビックは1.5リッターターボ(180HP)、Mazda3は2.5リッター自然吸気(186HP)。
実際に走ってみたらこうなった
そして実際に加速競争を行ってみた結果ですが、カローラはやはり非力、そして2リッター自然吸気ということでトルクが薄いのかスタートが弱く、そのまま置いて行かれる形に。
反面、排気量にまさるMazda3がスタートからリードを築き、そのまま逃げ切るかと思いきや、シビックがターボパワーにて追い上げてトップでゴール。
なお、走行中から加速する「ローリングスタート」では、Mazda3が逃げ切る形で勝利を収めています。
新型シビックの性能は「間違いない」と思われるが
新型シビックについて、ホンダは「ねじり剛性で8%、曲げ剛性では13%向上」させた、シビック史上最強のボディがその特徴だといい、そのほかドライブトレーンにおいても「摩擦が低い」パーツや加工を採用するなど、その質感を高めたといいます。
シャシーについてだと、新型シビックのフロントにはマクファーソンストラットが採用されており、低摩擦ボールジョイントとフロントダンパーマウントベアリング採用により、ステアリングフィールが向上。
リアサスペンションに用いられる2本のロアアームにも新しいブッシュを採用し、車室内の振動を抑え、快適性とともに直進安定性を向上させているようですね。
そのほかベアリングの品質を高めてころがり抵抗を少なくするなど、基本に忠実なクルマづくりをおこなっていますが、その反面で「デザインが普通すぎる」とぼくの中で話題に。
新型シビックのデザインは、ホンダが80年代に採用していた「薄く軽い」もののリバイバルだといい、しかしその内面の良さが余り感じられないのはちょっと残念だとも思います(ただ、実車を見ると、それなりに格好いいのだとは思う)。
新型シビック、Mazda3、カローラが加速を競う動画はこちら
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