ちょっとやりすぎ？ブガッティのコラボが加速してしまい、「ジレットとのダブルネームひげ剃り」が発表に。1秒以内で温まる加熱バー内蔵

｜　その名は 「ジレットラボ ブガッティ・スペシャルエディション・ヒーテッドレーザー」 　｜

ブガッティの名がなくても2万6000円もする高額商品

さて、ブガッティはつい先日、驚愕の「3250万円」もするビリヤードテーブルを公開したところですが、今回はなんとカミソリのジレットとのコラボ製品を発表しています。

今回発表されたのは「ジレットラボ ブガッティ・スペシャルエディション・ヒーテッドレーザー」と命名されたもので、ジレットが誇る世界初温熱シェーバーの”ブガッティバージョン”。

この製品は「1秒以内に温まる加熱バー」「5枚刃」「アルミ合金ハンドル」といった特徴を持ち、（ブガッティ版でない）通常版であれば26000円ほどで販売されています。

その仕様は完全に「ブガッティ」

そして今回の「ジレットラボ ブガッティ・スペシャルエディション・ヒーテッドレーザー」は完全なるブガッティ仕様となっていることが特徴で、まずそのカラーはフランスのナショナルレーシングカラーであった「アジャイル・ブルー」。

グリップにはGiletteのロゴとともにブガッティのマカロン・エンブレムが描かれており、アルミニウムのほかにはチタンも使用されているようですね。

ブガッティ・インターナショナルのマネージング・ディレクターであるヴィエブケ・シュタール氏によれば、「ブガッティは、パフォーマンス、革新的なデザイン、比類のない品質に加えて、完璧さへの情熱を体現しています。そのため、グルーミングの分野で世界をリードする企業と協力できることを嬉しく思います。ブガッティでは、"If comparable, it is no longer Bugatti. "という信条のもと、すべての活動において最高のラグジュアリー体験を提供することに誇りを持っています」とコメント。

なお、この「If comparable, it is no longer Bugatti. 」という信条は、「もしなにかと比較されるようなものであれば、それはもはやブガッティではない」という意味で、つまりブガッティは比較対象が存在しない、つまり比類なき孤高の存在でなければならないということですね。

そのこだわりはハンパではなかった

そしてひげ剃りといえども「比類なき」製品を作るのがブガッティであり、今回の「ジレットラボ ブガッティ・スペシャルエディション・ヒーテッドレーザー」の製品化にあたってはこんな感じで慎重に色をマッチさせています。

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ここまでやるのかブガッティ！

そしてこちらが製品のパッケージ。

なんともいえぬ迫力を感じさせる仕様ですが、今のところ発売日や完売価格についてアナウンスはなく、しかし追って発表がなされるものと思われます。

ブガッティはほかにもこんなコラボ製品を発売

なお、ブガッティはここ最近相当数のコラボレーションや関連グッズを発表しており、そしてその価格も文字通り「ピンキリ」。

ブガッティは車種が少なく、よって定期的に話題を提供できないためにこういった製品を発表し、常に話題をホットに保つという狙いがあるのだと思われますが（利益面ではさほど大きなものではないと思われる）、ちょっと乱発気味のような気もしますね。

まずこちらはスポーツウエアブランド「UYN」とのコラボレーション。

高級シャンパンブランド、「シャンパーニュ・カルボン」とのコラボも。

ハイエンドスピーカーシステム「ティダル」とも協業を発表。

これはけっこう買う人が多いかもしれない、スケドーニとのコラボ製品。

仕様によっては車両よりも高額になるという高級腕時計ブランド、ジェイコブ＆Coとのパートナーシップも発表されています。

一方、比較的安価だとされるスマートウォッチも登場（これは日本でも発売されるそうだ）。

こちらも比較的求めやすい価格のアパレルライン。

参照：Bugatti, Gillete