| ここ最近のスバルのデザインそして質感向上には目を瞠るものがある |
ボクの考える「今後が最も楽しみな自動車メーカー」、それがスバル
さて、新型スバル・レガシィ アウトバックの先行展示会へ。
スバルのニューモデル発表会においてはいつも同様なのですが、異常に多くの人が集まり、よって車両を見ることができる時間や範囲、距離が限られてしまうため、今回はデジカメを使用せずに(買ったばかりの)GoPro HERO10 blackにて動画を撮影し、そのキャプチャにて紹介を行いたいと思います。
GoPro HERO10 Blackは画素数が多くなり画像が鮮明になったということもあって、これまでにないような使い方ができそうですね。
-
今のところアクションカム最強!GoPro最新モデル、HERO10 Blackを買ってみた
| 色々とアクションカムが登場するものの、様々なテストでは「現時点だとGoProが最強」だという結論に 今回はGoPro HERO8 Blackと入れ替え、そして他に使用しているHERO9 Black ...
続きを見る
新型スバル・レガシィ・アウトバックはこんなクルマ
そしてこちらが新型スバル・レガシィ・アウトバック。
先日発表された新型WRX同様に樹脂パーツの面積がかなり広いデザインです。
大胆に樹脂パーツを使用する一方、ピアノブラック仕上げのパーツを採用したり、フォグランプにはヘキサゴンを使用したり・・・。
バッジ類をブラック仕上げとしたり・・・。
ヘッドライト内部には「OUTBACK」文字を追加したりと細かいところにも気を配っています。
さらにはウインドウモールとドアミラーステーとを連結する手法を取り入れたり・・・。
サイドアンダーにもアクセントカラーとともに「OUTBACK」文字を用いるといったオシャレな手法も。
なお、このサイドステップやルーフレール、ルーフスポイラーの造形はかなりダイナミックで、このあたりは「ミニマルでスマートになりつつある」欧州のトレンドとは真逆で、「ワイルドでダイナミック」な造形に。
一方でウインドウモールには立体的なクロームパーツが使用されており、高級感も演出されているようですね。
全体的に見て、ひとつひとつのパーツが大きく主張が強いところも欧州車とは異なる部分であり、しかしフォードF-150や新型トヨタ・タンドラのように「アメリカのピックアップトラック」のトレンドを取り入れているようにも思えます(もちろん主戦場は北米なので、この手法は当然でもあるが、アメリカに近い志向を持つ日本でも売れそうだ)。
-
14年ぶりに登場した「新型トヨタ・タンドラ」!実用性、走破性、そしてデザイン性を極限まで向上させてアメリカンピックアップトラックに正面から挑む
| フォードF-150、ダッジ・ラム1500の牙城を崩せるか | オプションも充実、用途に合わせて様々な使い方ができるように さて、トヨタが待望の新型タンドラを発表。これは主に米国にて販売されるフルサ ...
続きを見る
新型WRXにて物議を醸している樹脂製の大型フェンダーアーチについて、ぼくは「肯定派」。
ぼくは樹脂パーツがけっこう好きで、それは「道具っぽさが出る」からだと認識しているのですが、同様の理由にて過去にホンダ・エレメントを購入しています。
排気は「下方へ向けて」行われる構造(マフラー交換によってテールパイプを後方に出すにはバンパーの加工が必要になりそう)。
新型スバル・レガシィ アウトバックのインテリアはこうなっている
そしてこちらが新型レガシィ・アウトバックのインテリア。
インフォテイメントシステム、ステアリングホイールはレヴォーグと同様かと思います。
ダッシュボードに置いてあったサンプルには「従来のレザー」と「新しいナッパレザー」。
手触りが異なるのはもちろんですが、従来のレザーにはシボがあり、新しいナッパレザーはツルっとしたスムースレザー仕上げです。
なお、オフロード走行を前提としたクルマのレザー内装については各社によって考え方が分かれるところで、たとえばメルセデス・ベンツは「サルーンにはスムースレザー、SUVにはシボのあるレザー」を主に採用しており、これは「シボのあるレザーのほうが傷が目立ちにくいから」という考えに基づいていると言われます。
ただ、今回の新型レガシィ・アウトバックが採用する「スムースレザー」は汚れを拭き取りやすいという側面も持っており、よってこれは良し悪しというよりも単に「メーカーの考え方の差」にとどまると考えて良さそうですね。
シートはツートンカラー、そしてコントラストステッチ。
ダッシュボードやステアリングホイール、アームレストにはレザー同色のステッチが用いられています。
後部座席はこんな感じ。
全体的に「素晴らしく内外装のデザインクオリティと質感を上げてきたな」という印象で、レヴォーグ以降スバルは大きくそれらを向上させており、しかも新型車を発表する都度そのレベルが向上しているように思います。
加えて独自性の追求も抜かりなく、これまでにないほど「スバルらしい」デザインを持つに至っており、今後登場するモデルにも大きな期待がかかりますね。