【動画】公道にて「フェラーリの新型超限定モデル」試作車が目撃される！まさかのフェンダーミラー装着、レトロなルックスを現代の技術で再現か

｜　フェラーリは11月にもこの”超限定”ICONAシリーズ第二弾を発売すると言われている　｜

ICONAシリーズは「フェラーリの歴史と最先端テクノロジーをブレンドした」限られた顧客向けの限定版

イタリアの公道にて謎のフェラーリがテスト中。

なお、フェラーリはその超限定シリーズ「ICONA」からニューモデルを発表すると言われており、昨年あたりからテストを行っている模様。

当初は「センターエキゾースト」を採用したラフェラーリを走らせており、この時点では「ラフェラーリの発売から一定期間経過後、バッテリーの劣化度合いを調査しているのでは」と言われていたものの、その後「ラフェラーリをベースとしたICONAシリーズが出るらしい」というウワサに切り替わり、そして今回はラフェラーリの偽装を捨て、おそらくはプリプロダクション版ボディを身にまとうニューモデルをテストしている段階、ということになりそうです。

ベースはラフェラーリ「アペルタ」

なお、この新型フェラーリのベースとなるのはラフェラーリ「アペルタ」、つまりラフェラーリのオープンモデルになると見られます。

フェラーリはオープンモデルを特別視しており、これまでの限定シリーズだとオープンモデルをいつも少なく作り（ラフェラーリは500台、ラフェラーリ・アペルタは201台）、中にはモンツァSP1/２、F60、セルジオのように「オープンモデルしか存在しない」限定モデルも。

よって今回のICONAシリーズ第二弾が「オープン」であったとしても驚くには値しないわけですが、そのデザインモチーフは1967年のレーシングカー「330P4」だと見られています。

フェラーリ330P4は330P3の発展型ともいえるクルマで、V12エンジンやサスペンション、ホイールベースなどが変更されることによって大きく戦闘力を増し、デイトナでは1位から3位までを独占したことも。

フェラーリのモータースポーツ史に残る一台であることは間違いなく、多くのファンが存在する、まさに「アイコニックな」一台です。

ただ、今回テストされているプロトタイプを見るに、「フェンダーミラー」を装着していることがわかり、ここから判断するに、実際には「330P4」よりも「412P（330 P3/4）」をモチーフにしたと考えるほうがいいのかもしれません。

こちらは330 P3に「330 P4に類するボディ、サスペンション、ホイールを装着した」モデルではありますが、「オープンではなくクローズド」。

ただ、フェラーリとしては、今回の限定モデルにつき、特定モデルをイメージするのではなく、「1960年代のレーシングカー」という広いくくりにて、その豊かなモータースポーツにおける歴史を表現しようとしているのかもしれません。

たしかに新型フェラーリは「330系」っぽい

これらを踏まえて今回目撃された新型フェラーリを見てみると「いっそう」330系の特徴が強く感じられるようにも。

ヘッドライトはおそらく「縦型」を採用、そしてキャビンは「バブル」形状を持っているようですね。

キャビン後方はカバーされた布がバタついていてよくわからないものの・・・。

リアの「布の形状」を見るに、330 P4や412Pの特徴でもあるダックテールリアスポイラーが再現されているようにも思えます。

けっこうリアセクションは「分厚く」見え、おそらくリアフェンダーの盛り上がりはかなり大きそう。

テールランプは「横長」を採用する可能性が高そうです。

公道にて目撃された「新型限定フェラーリ」の動画はこちら

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参照：Varryx