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フォードがSEMAに展示するマスタング5台を公開!80−90年代風のポップなカスタムに加え、エレクトリックモデル「マッハE」にもシェルビー版が登場

フォードがSEMAに展示するマスタング5台を公開!80−90年代風のポップなカスタムに加え、エレクトリックモデル「マッハE」にもシェルビー版が登場

| 全般的に様々な流行が80−90年代への回帰に向かっているようだ |

少しでも明るく楽しそうなクルマのカスタムが増えると気分も明るくなりそうだ

さて、SEMAショー開催が近づいており、ホンダや日産に続いてフォードがそのラインナップを発表しています。

今回発表されたのは5台のマスタングで、まず上の画像は「正統派」ポニーカーとして、ハイパフォーマンスパッケージを装着した「オールスター・マスタング・エコブースト」。

ボディカラーは”マスタングらしからぬ”ティールグリーン、そしてホワイトのホイール、オレンジのブレーキキャリパー、さらにはルーフラックを装備しており、ルーフラック上にはジェットパックとサーフボードが積まれるなど「80年代のポップアートから抜け出してきたかのようなスタイリング」を持っています。

なお、ボディキットはアンダーソン・コンポジット製、ホイールはヴォッセン製LC2-A1、タイヤはファルケン製FK510、ブレーキキャリパーはベアー社製。

そのほかにもエアリフトサスペンション、COBBチューニングインタークーラー、コールドエアインテークなどを装備し、今回画像はないもののインテリアはホワイトレザーでカスタムされているようですね(SEMA開催後の公式画像に期待)。

その他にはこんなマスタングも

そしてこちらは「M2モータリング・マスタングGT」。

6速マニュアルトランスミッションと純正のパフォーマンスパッケージを搭載した「サーキット志向のスピードスター」と紹介されています。

ブラックとレッドの刺激的なのカラーリングに加えて、フロントスプリッター等のエアロパーツが装着され、アップグレードされたハーフシャフト、そして5.0リッターV8の最高出力750ps(552kW / 761PS)を絞り出すスーパーチャージャーキットが取り付けられており、見た目以上の過激なパフォーマンスを発揮しそうですね。

さらにはフォード・パフォーマンス製のローダウンスプリングとGT350R用のビッグブレーキキットを装着し、マッハ1アジャスタブルキャンバー/キャスタープレート、グッドイヤー・イーグルF1スーパーカー3を装着した19インチGT350ホイールを装備するなど、純正パーツを中心としたカスタムだということになりそうです。

インテリアだとレカロ製レザーシートやGT500のメーターや周辺パーツを採用し、フォード・パフォーマンス製のカーボンファイバー製シフトノブを装備している、とのこと。

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マスタング・マッハEには、かの「シェルビー」コンセプトモデルが登場し、マッハE GTをベースにしつつ、グラフェンを注入したカーボンファイバー製のボディキットが装着され、アグレッシブなフロント、新デザインのフロントフェンダー、フロントのリフトアップを抑えるためのベンチレーテッドフードなどが含まれています。

パワートレインは(チューンが難しいのか)純正のままだとアナウンスされており、かわりにシェルビーはハンドリングの改善に注力し、カーボンコンポジットスプリング、専用にちゅーんされたマグネライドダンパー、ミシュラン・パイロット・スポーツEVタイヤを装着した20インチ鍛造ホイールなどを採用しています。

Ford-Mustangs-SEMA-2021-4

さらにマッハE GTには、Austin Hatcher Foundation for Pediatric Cancer(オースティン・ハッチャー小児がん基金)とのコラボレーションモデルも存在し、これはSEMA終了後、実際に2023年にオークションにかけられ、このチャリティ活動を支援することになっています。

このモデルのボディカラーはスペースホワイト、そしてカーボンファイバー製のフロントスプリッターとリアウィングを備え、20インチのRotiformホイールを装着し、ブレンボ製のブレーキシステムも。

さらに、調整可能なモーションコントロールサスペンションやフォードパフォーマンス製GTPシートの装着、ブラックルーフ化といったカスタムも行われているようですね。

通常、EVというと空気抵抗を減らして航続可能距離を稼ぐことに重きが置かれており、よってこういった「ダウンフォース増加」は本来の目的からそれてしまうことになるものの、フォード自らがこういったカスタムを提案するところは「さすが」でもあり、ちょっとうれしくも思います。

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最後は、「Tjin Edition マスタング・マッハE カリフォルニア・ルートワン」。

鮮やかなオレンジ色のエクステリア、カスタムLEDヘッドライト、車体後部に取り付けられたRayVolt電動バイクを動かすためのソーラーパネルなどが特徴で、これもまたなんとなく80−90年代っぽいイメージがありますね。

この車両には、エアリフトサスペンション、ベア社製ブレーキシステム、ファルケン社製ZIEX S/TZ05タイヤと22インチのヴォッセンML-R1ホイールが装備され、その他にも、ホワイトレザーシート、ティール色のシートベルト、レイザー社製の各種アクセサリーなどが装備されている、とのこと。

なにかと閉塞感が漂う時代だけに、こういった底抜けに明るいクルマがもっと流行るといいなあ、とも思います。

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