| さすがにここまで改造されたデロリアンは見たことがない |
どのくらいのパフォーマンスを発揮できるのかは現段階では明かされていない
さて、これまでにも「4シーター化」や「(バック・トゥ・ザ・フューチャーの劇中同様)ラジコンカー化」したデロリアンを紹介してきましたが、今回の一台はシボレーのLSエンジンにポルシェ911(996)のトランスミッションを組み合わせたという一台で、かつその姿を大幅にカスタムしていることが特徴です。
なお、このデロリアンは未来派レンダリングアーティスト、Khyzyl Saleem氏の手による作品を現実にしようという計画からスタートしており、同氏の作品は下にあるインスタグラムの投稿のとおり。
そして実車とを見比べると、驚くべきレベルにてその仕様が再現されていることがわかります。
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ここ最近は「もしも」系レンダリングの現実化がひとつのトレンド
なお、一昨年あたりからよく見られるのが、こういった「もしも系レンダリング」を現実のクルマとして再現するというプロジェクト。
2019年にもランボルギーニ・ウラカンをこういった未来派レンダリングの作品にあわせてカスタムするといった例が報じられていますね。
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このデロリアンはこうやって作られた
そして今回のデロリアンのカスタムプロジェクトについてですが、廃車となっていた「世界でもっとも安価な」デロリアンを購入することから始まります。
ファクトリーに運んでひとまず分解。
室内はこんな感じでパネルがなかったり「ボロボロ」。
そしてエンジンスワップやカスタムのためにどんどん分解してゆきます。
その後は特徴的なヘッドライトなどをフルスクラッチで製作開始(これは”光る”だけでヘッドライトとしては機能しないと思われる)。
そして完成するとこうなった
そしてこちらが完成した(正確に言うとまだカスタム中)デロリアン。
フロントには大きなエアダム、そして前後にはオーバーフェンダーも。
オーバーフェンダーは片側10センチくらいはありそうですね。
リアのオーバーフェンダーも特大。
テールランプは未来的な専用品。
リアフードはクリアなルーバーへと置き換えられ・・・。
その奥には5.3リッターV8エンジンが搭載され・・・。
ギャレット製ターボ2基、ターボスマート製ウエストゲート、Jg3d製ワンオフインテークマニホールドを装着しており、この世のものとは思えないルックスを実現しています。
なお、出力については公表されていないものの、この巨大なツインターボからするに600馬力以上は出ていそうですね。
インテリアもフルカスタムされ、多くのビレットパーツが用いられていますね。
シートはフルバケット。
ルーフはまだコンポジット素材がむき出しとなっており、これを見ると「まだ改造途中」ということがわかります。
V8+ツインターボ化されたデロリアンを紹介する動画はこちら
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参照:1320video