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ランボルギーニが「ウラカン・テクニカ」の商標を出願!ガヤルド時代の「テクニカ」は軽量ハイパフォーマンスなフラッグシップモデルだったが、ウラカンではどんなモデルに?

2022/02/05

ランボルギーニ・ウラカンSTO

| さらにはアヴェンタドール同様、ウラカンでも伝統の「LP」ネームが復活なるか |

おそらくはなんらかの追加モデル、もしくはフェイスリフトモデルではないかと言われている

さて、ランボルギーニが欧州特許庁に「Huracan Tecnica(ウラカン・テクニカ)」なる商標を届け出たことが判明。

現時点でこれが何なのかは不明ですが、ウラカンEVOもしくはウラカンEVO RWDの特別仕様車、またはアップデート版だと見られており、今年後半に発表される、と言われます。

おそらくは春にウラカン・ステラート、秋にこのウラカン・テクニカが発表されて2023年からデリバリーされることになるのだと思われますが、このあと2024年にウラカン後継モデルがいよいよ登場、ということになりそうですね。

よってこのウラカン・テクニカは1〜2年しか販売期間がないということになり、しかしガヤルド時代にも最終モデルの「ガヤルドFL(いまとなっては幻のバリエーション)」が存在したので、ウラカンにおいても同様の対応がなされるのかもしれません。

「テクニカ」はなにか聞き覚えがある?

そこでこの「テクニカ」ですが、これはウラカンの前進であるガヤルド時代に「エディツィオーネ・テクニカ」として設定されたことがあります。

当時のベーシックモデルはガヤルドLP560-4、そしてその上にガヤルドLP570-4スーパーレッジェーラ、さらにその上にこのガヤルドLP570-4スーパーレッジェーラ・エディツィオーネ・テクニカが存在しており、これはガヤルドLP570-4スーパーレッジェーラに軽量オプションパッケージを組み込んだもの。

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ガヤルドLP570-4スーパーレッジェーラ自体がガヤルドLP560-4から100kgほど軽量化したモデルではあるものの、このガヤルドLP570-4スーパーレッジェーラ・エディツィオーネ・テクニカはそこに固定式リアウイングとカーボンセラミック製ブレーキを組み込み、さらに車体重量を落としています。

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ランボルギーニのネーミング法則はCEOによって異なる

なお、ランボルギーニのCEOはここ最近で2度交代していますが、2005年から2016年までステファン・ヴィンケルマン氏が努めており、そこで同氏が採用したネーミング戦略が伝統の「LP」という伝統のネーミングの復活。

「LP」とは 「longitudinal posteriore(ロンギチューディナル・ポステリオーレ)」を指し、車体後方にエンジンを縦置きしているという、当時非常に珍しかったレイアウトを意味します。

これはカウンタックにて用いられていたものの、その後継モデルのディアブロでは使用されなくなり、しかしステファン・ヴィンケルマンCEOが就任後に復活させ、かくして「ガヤルドLP560-4」「アヴェンタドールLP700-4」といったクルマが誕生したわけですね。

ランボルギーニ
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ただ、その後ランボルギーニCEOがステファノ・ドメニカリ氏へと交代すると、同氏はLPナントカというネーミングを廃止し、「アヴェンタドールS」「ウラカンEVO」といったシンプルなネーミングを採用することに。

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そして2021年にはステファノ・ドメニカリ氏がふたたびランボルギーニCEOへと復活していますが、そこでまた同氏は「アヴェンタドールLP800-4ウルティメ」「カウンタックLPI800-4」という具合に「LP」を復活させており、そして今回も同氏がかつて任期中に発表した、ガヤルドLP570-4スーパーレッジェーラ・エディツィオーネ・テクニカの「テクニカ」を復活させることになりそうです(ただ、商標が出願され登録されたからといって、その名称が採用されるわけではない)。※同氏任期中に発表されたクルマは、ガヤルドLP570-4スーパートロフェオ・ストラダーレ、といった具合で名称が長いこともひとつの特徴

当時の「テクニカ」については「軽量パッケージを盛り込んだフラッグシップ」ではありましたが、今回の「ウラカン・テクニカ」もそうなるとは限らず、ここは続報を待ちたいところです。

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参照:The Supercar Blog, Lamborghini

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