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数ヶ月以内に発表されると言われるフルモデルチェンジ版MAZDA 6。CX-60の要素を反映させた予想レンダリングが登場

2022/03/15

数ヶ月以内に発表されると言われるフルモデルチェンジ版MAZDA 6。CX-60の要素を反映させた予想レンダリングが登場

| マツダは「プレミアム」を加速させるために高級感のある、ゴツいルックスを採用する? |

マツダは高価格化を正当化するために「見た目の変化」を導入せねばならない

さて、マツダは「ラージ商品群」第一号、CX-60を発表したところですが、これにはCX-70/CX-80/CX-90といったSUVが続く他、MAZDA 6(セダン、ワゴン)もこれに続くことになるといわれます。

つまり次期マツダ6はFR、しかもCX-60と同じ直6エンジンを搭載したクルマになるわけですが、今回レンダリングアーティスト、Sugar Designがその予想レンダリングを作成して公開することに。

新型マツダ6は数ヶ月以内に発表されるという説もあるようですが、ひとまずはここでその「予想レンダリング」を見てみましょう。

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「このまま登場」してもおかしくはない

今回公開されたレンダリングは、CX-60のデザイン要素を現行CX-6に落とし込んだものとなりますが、とくにそのフロントはCX-60にかなり近い意匠を持っています。

ただ、ここでいくつか考えねばならない要素があり、マツダは新型MAZDA 6に対し、今回の予想レンダリングのような「ゴツい」フロントを与えるのかどうか。

最近のプレミアムセダンにおいてはこういった押し出しの強い顔つきはマストであり、そう考えるとマツダは新型MAZDA6に対してもコワモテの表情を与える可能性があり、しかしこれまでのマツダは(SUVを除くと)比較的スマートなフロント周りを採用していて、よってこういったドーンとした顔つきを与える可能性は低いかもしれません。

つまりマツダは押し出しよりもスポーティさを重視しているのではとも考えられ、それをマツダの「他ブランドとの差別化要因」だと捉えている可能性もありそうです。

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しかしながら、マツダは「ラージ商品群」において目に見える変化を追求していることもまた事実で、それはおそらく高価になってしまう車両価格を正当化するための行為なんじゃないかとも考えています。

実際のところ、CX-60ではこれまでのマツダのSUVとは異なる「大きな顔面」を採用しており、これはつまり見た目の迫力や高級さを押し出しているんじゃないかということですね。

ここでマツダが狙ったのは「軽快さやスポーティな」外観ではなく「重厚で高級な」雰囲気だとも推測でき、となるとMAZDA6においても、CX-60と同じ手法が用いられ、現行MAZDA6よりも大きな顔が与えられることになるのかも。

いずれにせよ、新型MAZDA6は、CX-60と同様に、PHEVパワートレインを積んだ場合には「マツダ史上最高の出力」を発生することになり、それを見た目でも示す必要があって、なんらかの(これまでとの)相違を前面に出さねばならないだろう、と考えています(FR、直6、PHEVという、ここ最近のマツダにない要素や、マツダ初の要素をこれほどまでに詰め込んでいるのであればなおさら)。

なお、マツダは今後、このラージ商品群をもって「メルセデス・ベンツ、アウディ、BMWに代わる選択肢」となることを目指しているといい、つまりはレクサスの成功をトレースすることを期待しているといいますが、であれば一層「従来に代わる、新しい選択肢」である理由を示す必要に迫られそうですね。

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参照:sugardesign_1

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