| 日産は新型フェアレディZを昨年夏に発表して以来、大きな動きを見せていない |
そろそろ展示イベントを全国で開催してもいい頃だが
さて、日産は2021年8月に新型フェアレディZを発表していますが、その後は大きな動きがなく、いくつかのイベントにて展示されたほか、日本国内での(Proto Specの)価格が発表されたくらい。
ちなみにProto Specの価格は696万円というGRスープラ並の設定となっており、事前予想を大きく超える設定となっています。
なお、主戦場となるアメリカではまだ価格が発表されておらず、しかし現地では「4万ドルくらい」という認識が一般的になっているので、もしこれが日本でのProto Spec同様に「6万ドルくらい」に設定されてしまうと、正直「全く売れない」かもしれません(アメリカだと、この価格であればコルベットを買うという人が圧倒的に多いと思う)。
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アメリカではチョコチョコと小規模イベントにフェアレディZが参加
米国においては日本とはやや異なるプロモーション手法を採用していると見え、主な都市にて開催されるカーミーティングへとチョコチョコと新型フェアレディZ(アメリカでは”Z”)を参加させることが多いもよう。
そして今回も日産がテネシー州にて開催される地元のカーイベントに参加する際にユーチューバーを招待し、助手席へと乗せて走行するなどの対応を行っているようですが、今回紹介する動画もその一本。
この動画では、ユーチューバーであるDrive615ことバイロン・グローバーJr.氏が新型フェアレディZの助手席へと招待され、そしてなんと運転するのは日産のスポーツカー担当プロダクトプランナー、ポール・ホーソン氏。
用意されていたのはマニュアル・トランスミッションを積むボルダーグレーの個体、そしてオートマチック仕様のパッションレッドという2台のフェアレディZ。
両方とも量産前のプリプロダクションモデルなので「メーカーのテスト用ナンバー」が装着されているようですね。
そして日産の倉庫からいざイベント会場へ。
動画では(公道にもかかわらず、そして日産の人が運転するにもかかわらず)けっこうスピードを出すシーンもあり、そういった際にはスピードメーターにぼかしが入ります。
動画からはその運動性能やハンドリングについて何かを感じ取ることは難しく、しかし普通に走ればかなり快適そうなクルマであること、けっこうダッシュが鋭いということが伝わってくるように思われ、洗練された性格と凶暴さという二面性を持つクルマなのかもしれませんね。※他の動画でも、けっこう鋭い加速を見せる新型フェアレディZが捉えられている
ちなみにリアのトランクスペースはこんな感じ。
新型フェアレディZの助手席に試乗した動画はこちら
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参照:Drive 615