マクラーレンがマイアミGPにあわせて「F1カラーの」720Sを発表！パパイヤオレンジにニューブルー、そしてマットグレーに「スピーディ・キーウィ」

｜ マクラーレンは現在アウディとレーシングチームの売却について交渉を進めており、どこかのタイミングでなんらかの発表がありそうだ ｜

仮にアウディがマクラーレンのモータースポーツ部門、ロードカー部門を購入すれば自動車業界に激震が走りそう

さて、マクラーレンはそのCEOにフェラーリ出身のエンジニアを迎えると報じられたばかりですが、今回は「F1マイアミ・グランプリ」仕様の720Sを公開しています。

こマクラーレン720Sは、見ての通りマクラーレンのF1マシン同様のカラーリングを持っており、5台が用意されている、とのこと。

この5台についてはおそらく（そのいくつかは）販売用ではないと見え、マイアミ・グランプリ開催前に行われるピレリ・ホット・ラップスでの走行や、マクラーレン・ホスピタリティ・スイートでの展示など、様々なプロモーションに使用される、とアナウンスされています。

ボディカラーはマクラーレンらしいオレンジ

今回公開されたマクラーレン720Sのメインカラーはフルーロ・パパイヤオレンジで、フロントからリアフェンダーへけけてはニューブルーのアクセントが使用され、ホイールのエッジにもやはりニューブルーが用いられています。

搭載されるエンジンについては通常バージョンと差異はなく、4リッターV8ツインターボ / 720馬力。

リアタイヤの前には「スピーディー・キーウィ」が描かれていますが、これはマクラーレン創業者であるブルース・マクラーレンが好んで用いたグラフィックであり、様々なアレンジが加えられ、マクラーレンの顧客の多くが自身のクルマにも反映させていることでも知られます。

リアから見るとちょうどカラーが反転する形となっており、グレーとブルーをメインに、そしてオレンジはアクセントカラーに。

マクラーレンの先行きは現在不透明

なお、マクラーレンについては現在様々なウワサが出ており、その先行きは不透明。

現在マクラーレンは、アウディと自社のモータースポーツ部門「マクラーレン・レーシング」売却の話を進めているといい、その売却後にはマクラーレンのロードカー部門「マクラーレン・オートモーティブ」もアウディへと譲渡する計画があるとも報じられ、この交渉の行く末がどうなるのかは気になるところ（マクラーレンは交渉を行っていることについては”事実”と認めている）。

ただ、フォルクスワーゲングループはランボルギーニやブガッティといったスーパーカー / ハイパーカーメーカーを売りに出すことを何度か検討しており、そういった状況にもかかわらず「マクラーレンのロードカー部門を手に入れようとする」のはちょっとナゾ。

ちなみにマクラーレンはBMWとエレクトリックカーのプラットフォームに関して提携を行うとも報じられていて、色々とややこしい事情を抱えており、今後の動向に注目が集まることになりそうです。

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参照：Motor1