| どうやらデザイナー氏の考えた「完全なるオリジナルモデル」であるようだ |
標準ボディ、そしてワイドボディとの二種類が公開
さて、自動車デザイナー&クリエイターにしてユーチューバーでもあるピストンゼロがYoutube上へ「ダットサン 240Z オマージュ・コンセプト」なる作品を公開。
詳細についての説明がないので謎が多いものの、動画を見る限りではレストモッドというよりはまったく新しい、自ら考えたクルマを提案しているように見受けられます。
そしてもちろん、その名の通りこの作品は初代S30 フェアレディZへのオマージュとなっており、S30のイメージを色濃く反映しているようでもありますね。
ダットサン 240Z オマージュ・コンセプトはこんな仕様を持っている
そこでこのダットサン 240Z オマージュ・コンセプトを見てみたいと思いますが、S30 フェアレディZのロングノーズ / ショートデッキを再現しつつも”ロー&ワイド”。
オーバーフェンダーにてレトロな雰囲気を残しつつ、細部は現代風にアップデートされているもよう。
ヘッドライトはS30をイメージしつつもちょっとツリ目に。
ヘッドライトのハウジング内にはサークル状のデイタイムランニングランプが仕込まれ、ボンネット上にはS30フェアレディZにも用いられた矢印状の突起が見えます。
フロントバンパーのサイドにはけっこう凶悪なカナード。
フロント先端は「シャークノーズ」。
これによってさらにボンネットが長く見えるようですね。
ワイドなオーバーフェンダーにテクノマグネシオ風のディープリムホイール、そして巨大なドリルドブレーキローターに対抗ピストン式ブレーキキャリパー。
これらはレトロさと現代風の装備が上手くマッチしている部分でもありますね。
そしてサスペンションはストローク不可能なくらいにツライチそして極小クリアランス。
ドアミラーが「普通」なのがちょっと残念ですが、ぼくとしてはやはりフェンダーミラー希望です。
ダットサン 240Z オマージュ・コンセプトのリアセクションはより現代風に
そしてダットサン 240Z オマージュ・コンセプトのリアを見ると、フロントよりもぐっと現代風に。
テールランプは立体式そして左右フルレングスを採用し、ディフューザーには大きなフィンが取り付けられ、テールパイプはバンパーとリアディフューザーとの間から顔を出します。
リアガーニッシュには「DATSUN」の文字、そしてリアのオーバーフェンダーは途中でカットされリアタイヤが覗くことに。
ドアハンドルはフラッシュマウント(おそらくはポップアップ式)。
室内にはゴールドのロールバーが組まれているようですね。
ちなみにこちらはオーバーフェンダーなしの「ナローボディ」。
フロントグリル内部がR35 GT-R風なところが面白い、と思います。
リアディフューザーやダックテール型リアスポイラーが小型化しており、すっきりした印象ですね。
ダットサン 240Z オマージュ・コンセプトを紹介する動画はこちら
合わせて読みたい、フェアレディZのレンダリング関連投稿
-
日産はもうこの人をデザイナーとして採用すべき!カッコよすぎる新型フェアレディZをデザインした男
| フロントのデザインはあまりにも秀逸 | さて、現実性を無視した「もしも」なデザインで知られるYasidDESIGN。これまでにも様々なレンダリングを作成し、その中のいくつかは現実にカスタムカーとし ...
続きを見る
-
新型フェアレディZのフロントを「Z32風に」コンバートしたレンダリングが登場!しかもLED化など未来的な雰囲気に
| あわせてリアもさらに「Z32風」にイメージチェンジ | なぜ新型フェアレディのリアが「Z32」を意識したデザインなのかは「謎」 さて、新型フェアレディZは「初代フェアレディZ(S30)へのオマージ ...
続きを見る
-
【動画】え?これが新型フェアレディZ?ワイドボディ化によって生まれ変わった斬新なレンダリングが登場
| 今まで公開された他のアーティストとは一味異なるレンダリング | さて、CGアーティスト、ホイ・アン・トラン氏が「新型フェアレディZワイドボディ」のレンダリングを作成して公開。一見するとポルシェ93 ...
続きを見る
参照:pistonzero