| 現時点ではいずれも「予想」にしか過ぎないが |
アヴェンタドール後継モデルについては年末~来年の春にはなんらかの情報が公開されるというウワサも
さて、チャンネル登録者が1000万人に迫ろうというユーチューバー、スーパーカーブロンディが「アヴェンタドール後継モデルのデザインと名称はこうなる(だろう)」という推測を公開。
なお、その姿はこれまで目撃されたアヴェンタドール後継モデルの試作車を下敷きにしており、ネーミングの「Tormenta(トルメンタ)」についてはスペイン語にて「嵐」を意味するものだと述べています。
ランボルギーニ・アヴェンタドール後継モデル「トルメンタ」はこんな外観に?
そこで今回スーパーカーブロンディが公開したランボルギーニ・トルメンタの姿を見てみたいと思いますが、これは文字通りデジタル上にてカモフラージュを「剥がした」CGで、リークされたプロトタイプ同様の特徴を備えています。
最大のポイントはやはりテルツォ・ミッレニオ、シアンと共通する「横方向のY字」テールランプであり、ウラカン・テクニカにて見られた要素もここに含まれるようですね。
リアの「横方向のY字」「リアエンドのトップにあるテールパイプ」もやはりプロトタイプの備えるディティールを再現ており、実際のアヴェンタドール後継モデルとはかなり「近い」のかもしれません。
そしてこちらはアヴェンタドール後継モデルのインテリア予想図ですが、現在のところアヴェンタドール後継モデルの内装が捉えられたスパイフォト、スパイビデオは存在しないと認識しているので、これは完全なる予想ということになりそうです(シアンの影響を色濃く受けている)。
実際のアヴェンタドール後継モデルの名称が「トルメンタ」となるかどうかは不明だが
そして今回スーパーカーブロンディのいう「トルメンタ」についても完全なる推測であって、なんらかの根拠があるわけではないようですが、これまでのランボルギーの車名にはスペイン語が多いこと、そして電動化時代という新しい章に突入するに際しては「トルメンタがふさわしい」と考えた、とのこと。
なお、ランボルギーニが闘牛の名前(結果的にスペイン語となっている)を車名に使用してきたことは広く知られる事実であり、しかし過去にはいくつかの例外もあって、それらは初期の350GT、400GT、そしてカウンタック、LM002、セスト・エレメント、アステリオン、チェンテナリオ、テルツォ・ミッレニオ、シアンといったところ。
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「カウンタック」については開発チームがその語感を気に入ったために採用された「感嘆をあらわすピエモンテ地方の方言」で、セスト・エレメントは「車体に多用したカーボンファイバーのもととなる炭素の原子番号が6なので」、そしてハイブリッドコンセプトであるアステリオンは「(複数のパワートレーンの結合を示すため)半人半獣の神の名を」、そして「チェンテナリオ」は100周年記念モデルなのでイタリア語で「100」を、はるか未来のコンセプトカーであるテルツォ・ミッレニオは「次の千年紀」を、「シアン」には電動化を示すためにイタリア語で「電光/稲妻」という名が与えられています。
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こうやって見ると、それなりに「闘牛や牛に関係しない」ネーミングもありますが、多くはコンセプトカーや新しい提案を含むモデルであり、となれば「ランボルギーニの新しい時代」を切り開くであるアヴェンタドール後継モデルの名称が「これまでの闘牛つながり」ではなく「新しさをアピールするために新しい命名法則」を採用したものであっても不思議はないのかもしれません。
一方、ランボルギーニはその伝統を強く意識していて、新しい事業計画の名称「ディレッツォーネ・コル・タウリ」はおうし座でもっとも明るい星へと向かうという意味であり、このおうし座というのはランボルギーニのエンブレムの由来にもなったランボルギーニ創業者、フェルッチオ・ランボルギーニの星座にちなんだもの。
こういった命名を見ると、やはりアヴェンタドール後継モデルも「これまで通り、牛繋がりなのでは」と思ったりしますが、実際どうなるかはランボルギーニの公式発表を待つしかなさそうですね。
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