| ここまで多数のクルマが走る中での無接触はまさに奇跡 |
ドライバーはもちろん、周囲のレベルも相当に高いようだ
さて、オーストラリアにて開催されたトヨタ86 / スバルBRZのワンメイクレースにて、あまりにも奇跡的なセービングが見られたとして話題に。
この超絶技巧を披露したのはベイリー・スウィーニー選手だと報じられていますが、簡単に言うと上位争い中に後続車に接触されてしまってバランスを崩し、そのままスピン。
そして多数迫りくる後続車の群れの1台にも当たることなくコース脇に避け、そのままJターンを決めて戦線に復帰する、というものです。
サーキットではときに悲惨な事故が起こりえるものおの、こういった奇跡が見られるのもまた事実であり、だからこそ面白いのかもしれません。
そのミラクルセーブはこうやって起きた
そこで今回の一連の流れを見てみたいと思いますが、ベイリー・スウィーニー選手の駆るトヨタ86(ブルー)は5位をキープして最終ラップに突入。
ただし後ろの白い86が軽くそのリヤに当ててしまい、グリップを失ってしまいます。
そのままバランスを崩してしまうベイリー・スウィーニー号。
後ろからやって来る他の86に横っ腹を直撃されるかのように見えたものの・・・。
そのままうまくすり抜けてコース脇へ。
もちろん後続の86もブレーキを踏んでいるはずですが、それによる追突や混乱もなく、ここに居合わせたドライバーすべての集中力や判断力が素晴らしい、ということもわかります。
そしてベイリー・スウィーニー選手は無事にコース脇へ。
しかしベイリー・スウィーニー選手は諦めなかった
これだけでも十分に驚きに値するのですが、なんとここからベイリー・スウィーニー選手は間髪入れずにリバースにてコースへと復帰を試みます。
そしてバックにてコースへと戻り・・・。
さらに戻り・・・。
進行方向に車両の向きをあわせ・・・。
そこから前進!
見事に戦線復帰!
そのまま何事もなかったかのようにレースを続け、順位を落としはしたものの、それでも12位でゴールした、とのこと。
あわや大惨事というところでしたが、もしかするとここが本レース最大の見どころであったかもしれませんね。
ベイリー・スウィーニー選手が神回避を見せる動画はこちら
watching the toyota 86 support race at sandown and my god HOW pic.twitter.com/DZNrmM5yMl
— Hunter Wofford (@Hunter_Wofford) August 20, 2022
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