| ブガッティ・ディーヴォはこのドラッグレースで「ガソリン車最速」タイムを記録 |
ただしテスラ・モデルSプレッドには一歩及ばない
さて、先日「ブガッティ・ディーヴォがはじめてドラッグレースをはしり、なおかつ市販車最速のゼロヨンタイムを出してしまう」という動画を紹介しましたが、それにはまだ続きがあったもよう。
今回はドラッグレース専門ユーチューバー、ドラッグタイムス氏がアブダビにて開催されたドラッグレースイベントの様子を紹介しており、この動画の中ではブガッティ・ディーヴォとポルシェ911ターボS、そしてブガッティ・ディーヴォとテスラ・モデルSプレッドというゼロヨン最速クラスのクルマ同士の対決を見ることが可能です。
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なんと世界限定40台のハイパーカー、ブガッティ・ディーヴォがドラッグレースを走る!期せずしてガソリン車のゼロヨン最速タイムを出してしまう【動画】
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まずはドバイにスーパーカーとハイパーカーが集合
そこで今回のドラッグレースイベントに参加するため、まずはドバイにてスーパーカーそしてハイパーカーたちが続々集合。
フェラーリ488ピスタ、マクラーレンP1、フェラーリSF90ストラダーレなどそうそうたるメンバーが集まってきます。
そこにブガッティ・ディーヴォも登場。
ディーヴォは40台のみが製造されたハイパーカーであり、完全なるコレクターズアイテムであるため、そのオーナーの多くは公道を走らせることなく、多くの場合が「空調の効いたガレージに閉まっておく」パターンが多いものと思われます(登録しないオーナーも少なくはないと思われる)。
よって、ディーヴォを路上で見かけるというのはツチノコに遭遇するよりも低い確率なのかもしれません。
そしてドラッグタイムス氏はこのディーヴォを自らドライブし、ドラッグレース会場へと向かうことに。
そこで今回のドラッグレースのイベント会場はヤス・マリーナ・サーキット。
見たところ主催はピレリのようですね。
続々と挑戦者たちが登場し・・・。
ブガッティ・ディーヴォももちろん参戦。
ドラッグタイムス氏はこのディーヴォをオーナーから借りてレースを走ることになりますが、ディーヴォは複数回ドラッグレース、ローリングレースを走っており、ディーヴォの価値を考慮するとこのオーナーさんはそうとうに太っ腹だと考えて良さそうですね(そのコレクションの中では、ディーヴォはまだ価値が低いほうなのかもしれない)。
そしてテスラ・モデルSプレッドとの勝負の順番が回ってきて・・・。
いざ勝負!
正直、かなり頑張ったとは思うものの、それでもテスラ・モデルSプレッドには一歩及ばず。
ただ、それでもディーヴォは今回のレースにて「ガソリン車最速」のゼロヨンタイムを記録しているので、驚くべきはやはりテスラ・モデルSプレッドの加速性能ということなりそうですね。
なお、公称値だとテスラ・モデルSプレッドの0−100km/h加速は2.1秒、ブガッティ・ディーヴォは2.4秒ですが、このブガッティ・ディーヴォの0−100km/h加速タイムも(公称値ながらも)ガソリン車最速の部類。
ディーヴォは1500馬力を発生する8リッター・クワッドターボエンジンを積み、シロンよりも強力なダウンフォースを発生させ、ナルド・サーキットではシロンよりも8秒、0−100km/h加速ではシロンよりも0.1秒速く走り抜け、その最高速は380km/hにも達します。
そのパフォーマンスについては「驚愕」の一言ではあるものの、さらに驚かされるのはその信頼性の高さ。
これほどの性能を誇るハイパーカーの場合、ドラッグレースでのスタートが上手くゆかなかったり、数本走ると不調になることが多いものの、ディーヴォはいずれのレースでも安定した速さを見せており、その高い信頼性が伺えます。
加えて、スタート時にはガソリン車とは思えないほどのガツンというスタートを見せ、かつフロントもさほど浮いておらず、トラクションを確実に路面に伝えることができるだけの優れた制御も持っているようですね。
ブガッティ・ディーヴォがドラッグレースを走る動画はこちら
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参照:DragTimes