レゴテクニックよりブガッティ・ボリード発売！全長31センチ、エンジンやバタフライドア、エアロホイールやホースシューグリルも再現、なかなかの再現度を持っているぞ

｜　ブガッティは2018年以降、レゴとのパートナーシップ契約を締結している　｜

ボディカラーはブガッティ創業者の愛した「イエロー」、日本だと7,080円で発売

さて、レゴが新年早々に新製品を大量に発表。

まずこちらはブガッティのサーキット走行専用ハイパーカー「ボリード（ボライド）ですが、2018年に開始されたブガッティとのパートナーシップ契約に基づいたもので、当時発売されたシロン（3,599ピース）ほどではないものの、905ピースによってその雰囲気を余すところなく再現しています。

ブガッティ・ボリード（レゴ）は細部にまでこだわった作りをもっている

このブガッティ・ボリードは「対象年齢9歳以上」ではあるものの、ドアや8リッター・クワッドターボW16エンジン、エアロホイール（カーボン風のテクスチャが再現されている）、ディヘドラルドア、エアスクープ、さらにインテリアではステアリングホイールなどを見事に再現。

車体サイズは全長31センチ、幅13センチ、高さ8センチ（けっこう大きい）、そして逆U字状のパーツにてブガッティ特有のホースシュー（馬蹄形）グリルを表現しています。

サイドから見るとシャークフィンに「W16.4」、そして「EB（ブガッティ創業者、エットーレ・ブガッティのイニシャル）」文字も再現されていますが、この「イエロー」はブガッティ創業者が愛したカラーだとされ、なかなかに渋いセレクトだと思います。※フロントタイヤの後ろにはフランス国旗、そして「BUGATTI」文字も

そして圧巻はそのリアセクションであり、ボリードの特徴であるX字状のテールランプにクワッドエキゾーストパイプ、さらには巨大なディフューザーも。

なお、このレゴテクニック製ブガッティ・ボリードの価格は49.99ドルに設定されており、かなりお求めやすい価格だと言えそうですね。

ブガッティ・ボリードはこんなクルマ

このボリードは2021年8月に発表されたサーキット走行専用のハイパーカーで、その直前に発表された「パワーウエイトレシオ0.67」を標榜したコンセプトカーの市販バージョン。

コンセプト段階だと出力1850馬力、車体重量1240kgというスペックを持ち、時速500キロの実現も可能だとされていましたが、市販モデルだと出力1600馬力、重量1450kgという「ちょっと現実的な」スペックに調整されています。

ブガッティ・ボリードは公道走行可能な要件を満たしておらず、しかしFIAの国際的な安全基準に準拠するように設計され、HANSシステム対応、自動消火装置、燃料ブラダーを使った圧力式給油、セントラルホイールロック、6点式ハーネス等を備えていますが、さすがにこのクルマでサーキットを走行したりレースに参戦する人はいないかもしれませんね。

限定台数は40台、その価格は400万ユーロ（現在の為替レートで約5億2000万円）に設定されており、しかしその高額ぶりにもかかわらず完売済み、そして納車は2024年からだとアナウンスされています。

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参照：LEGO