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まさかのランボルギーニ・ウルス「3ドア」!マンソリーが後部ドアを排除してクーペ化したマンソリー・ヴェナタス・クーペ EVO Cが8台のみ限定販売

まさかのランボルギーニ・ウルス「3ドア」!マンソリーが後部ドアを排除してクーペ化したマンソリー・ヴェナタス・クーペ EVO Cが8台のみ限定販売

| マンソリーはつい最近も「観音開き」化したメルセデス・ベンツGクラスを発表したばかり |

そのカスタムのレベルは顧客の要望とともにどんどん上昇している

さて、ランボルギーニやフェラーリ、ロールス・ロイス、マセラティ等のハイエンドブランドのクルマをカスタムすることで知られるマンソリー。

近年では中東はじめ世界の富裕層が「より自分仕様の」クルマを求めパーソナライズに傾倒するという風潮に支えられ、その業績を伸ばしていると伝えられています。

そして同社はさらなる顧客の要望を満たすため、そのカスタムの範囲をどんどん押し広げているわけですが、今回なんと「ランボルギーニ・ウルスを3ドア化」したマンソリー・ヴェナタス・クーペ EVO C(Mansory Venatus Coupe Evo C)を発表。

これは、その名が示す通り、すでにマンソリーが発表しているウルスのチューニングプログラム「ヴェナタス」のクーペ版ということになりそうですね。

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ランボルギーニ・ウルス・マンソリー・ヴェナタス・クーペ EVO Cはこんなクルマ

このマンソリー・ヴェナタス・クーペ EVO Cは顧客からの要望によってカスタムされた1台だといい、企画からデザイン作成、完成までに要したのは1年半(合計で8台が生産されるらしい)。

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ドアパネルの長さそのものは同じだそうですが、Bピラーは20ミリ後ろに下がっているというので、「ドアを開けた時」の開放感がノーマルのウルスと大きく異なると考えていいのかも。

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見たところAピラーとルーフ以外にはすべて手が入っているようで、フロントだとバンパー(テルツォ・ミッレニオのようなY字型デイタイムランニングランプが内蔵されている)、ボンネットが交換済み。

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フロントスプリッターにはカナードが設けられ、フロントバンパー内のパーツに使用されるパーツは鍛造カーボンファイバー、そして一部にはランボルギーニが好んで用いる「Y」が再現されています。

フロントバンパーサイドにはエアロフリックが装着され、この表面にも「Y」そしてエッジはブルーにてハイライト。

ホイールはマンソリーのオリジナル品へと置き換えられ、こちらにも「Yアロー」が再現されたカーボン製のカバーが装着されていますね。

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グリル内のメッシュの一部には「シーシェル(マンソリーが好んで用いるモチーフで、貝殻をイメージしている)」。

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フロントフェンダーはワイド化され・・・。

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カーボンファイバー製のアクセントとマンソリーのエンブレムが装着されています。

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ドアミラーにもYアローとハイライト。

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ランボルギーニ・ウルスの「クーペ化」によって大きくデザインが変更

そして驚くべきはやはりこのリアビュー。

フロントドアにはY字型の折り目が入り、それがリアフェンダーへと続いていますが、リアフェンダー上にはインテークを模したデザインが付与され、ミドシップスーパーカーのような雰囲気に(シアンFKP37を連想させる)。

ホイールハウス前のエアアウトレットもランボルギーニのV12スーパーカーを想起させるデザインだと思います。

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見たところボディカラーには見る角度によって色味が変わって見えるカラーシフト塗装が採用されているもよう。

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CピラーにはやはりYアロー入りのエアガイド、そしてルーフスポイラーは「二段」そして翼端つき。

後部ドアは完全に埋められており、モールの切れ目が「本来ドアとリアフェンダーとの境界があった部分」なのでしょうね。

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テールゲートにはウイング、そしてリップスポイラー。

Yアローそしてイタリアンカラーが用いられ、この車両のオーナーの「ランボルギーニに対する愛」がうかがえるパートです。

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リアフェンダー、リアバンパー、リアディフューザーに装着されたブレード類にもYアロー、そしてグリルにはシーシェルが用いられ、どんな小さな部分にも手を抜いていないことがわかります。

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リアディフューザーも鍛造カーボンファイバー製、そしてフィンにもYアローとハイライト。

テールパイプはブラック仕上げ、そして「MANSORY」のロゴが入ります。

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エキゾーストシステムが変更されていることでもわかるとおり、このランボルギーニ・ウルス・マンソリー・ヴェナタス・クーペ EVO Cではパフォーマンス向上が図られていて、4リッターV8ツインターボの最高出力は900馬力にまで引き上げられ、最大トルクは1,100Nmへ。

これによって0-100km/h加速は2.9秒、最高速は323km/hへと引き上げられています。

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チェンテナリオほか様々なランボルギーニ各モデルの影響が見られ、細部に至るまで考え抜かれた仕様を持っており、オーダーしたオーナーの情熱が画面越しに伝わってくるように思います(ここまで細かく仕様を指定するのには相当な時間がかかったものと思われる)。

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ランボルギーニ・ウルス・マンソリー・ヴェナタス・クーペ EVO Cのインテリアはこうなっている

そしてこちらはエアクステリアに劣らぬほどカスタムされたインテリア。

レザーのカラーはターコイズ、ステッチやパイピングはホワイト、そこへ組み合わせられるのはカーボンファイバー。

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ドアインナーパネルやフロアマットにもYアローが再現されるというこだわりっぷり。

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3ドアクーペ化に際しては可能な限り開口部を広く取っていますが、いかにマンソリーといえどもモノコックに手をいれるのは容易ではなかったかもしれませんね。

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シートバックはこう。

後部座席へのアクセスを容易にするため、ノーマルのウルスのシートを加工し、「シートバックを、より前に倒せるように」改良している、とアナウンスされています。

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リアシートはこう。

当然ながら後部からは「ドアハンドル」が削除されることに。

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シートにはYアローがレーザーカットにて表現され(意外と普通の範囲であり、キルティングなどが使用されていない)、シートベルトにはマンソリーのオリジナルが採用されるなど、「ノーマルの部分がほとんど残ってない」レベルです。

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ダッシュボードインサートにもYアロー、そしてエアコン吹き出し口までにもアクセント。

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ルーフもそっくり張り替えられ、「スターライト」のかわりにYアローが発光するという仕様です。

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参照:Mansory

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