| 仕様決めから納車までの様子を自身のYoutubeチャンネルに公開 |
もちろん何から何までカスタム仕様、手掛けたのはフェラーリの「テーラーメイド」
さて、19歳でF1の世界に入ったカルロス・サインツが今回はじめて自分の稼いだお金でマイカーを購入。
そしてそのマイカーとはフェラーリ812コンペティツォーネなのですが、さすがスクーデリア・フェラーリのドライバーだけあって高度にカスタムした仕様を持っています。
ちなみにこれまで乗っていたのは18歳のときに両親からプレゼントされたフォルクスワーゲン・ゴルフなので、今回「大きな」アップグレードとなったわけですね。
そこで今回、カルロス・サインツは自身のYoutubeチャンネルへと「ボクはフェラーリのファクトリードライバーだが、今回はじめてフェラーリのオーナーになった」としてオーダーの様子、そして納車の様子をアップすることに。
カルロス・サインツ、フェラーリにてテーラーメイドにて自分のクルマをカスタム
参考までにですが、こちらはデビューした翌年の画像で、ほかのF1ドライバーはフェラーリF40などのスーパーカーに乗っているのに・・・。
カルロス・サインツはゴルフ・・・。
自身のYoutubeチャンネルでこれをネタにしているくらいなので、実はけっこうコンプレックスだったのかもしれません。
もちろんトロ・ロッソ、ルノー、マクラーレンに在籍していた間もゴルフに乗り続け、そしてフェラーリに加入してからもゴルフに乗っていたわけですね。
そして自身のフェラーリ812コンペティツォーネをオーダーするにあたり、フェラーリのパーソナリゼーションプログラムであるテーラーメイドのアトリエを訪れるカルロス・サインツ。
様々なサンプルを前にコンフィグレーションを行い・・・。
「ダークカラーが好み」ということでメタリックグレーを中心に選ぶことに。
ちなみにカルロス・サインツはふだんもグレーやブラウンの服を着ることが多く、よく「おじいちゃんのようだ」と揶揄されることも。
こちらはインテリアのサンプルですが、このサンプルそのものはオブジェとしても魅力的ですね(ちょっと欲しい)。
完成したフェラーリ812コンペティツォーネとご対面
カルロス・サインツがテーラーメイドを訪れてからおよそ1年経った今、ようやく自身の812コンペティツォーネと対面することになり、しかしサインツであっても完成まで1年も待ったというのはちょっと驚きです(オフシーズンに納車時期を合わせたのかもしれない)。
なお、カルロス・サインツは、まだヴェールの下の自分のクルマを見たことがないといい、自分の手でアンヴェール。
こちらがカルロス・サインツのこだわりが詰まったフェラーリ812コンペティツォーネ。
本人が希望したとおりダークな仕上げを持っており・・・。
カーボンファイバー製のブレード、リアディフューザーなどにはレッドのハイライト。
自分のフェラーリ812コンペティツォーネを見て「カッコいい・・。」とサインツ。
カーボンファイバー製パーツはグロス仕上げを持っており、ボディカラーのマット仕上げとはいい対比となっています。
フロントフェンダー上のスクーデリア・フェラーリ・エンブレムはハンドペイント。
ホイールはマットブラック、そしてセンターキャップもブラック(ボルトはチタン)。
ブレーキキャリパーは車体に用いられるアクセント同様のレッドです。
ダクト内のフィンにもレッドのハイライト。
この「Ferrari」エンブレムはマット仕上げのように見えますね(ぼくも同じ仕上げのFerrariエンブレムを選んでいる)。
シートはグレーのアルカンターラ、そして珍しい「(レッドの)横ストライプ」。
マットは明るいグレーと濃いグレーのツートン仕上げ、そしてカルロス・サインツのナンバー「55」があしらわれます。
サイドシルにはカーボンファイバー製のキックプレート、そして「Smooth Oprator」。
ちなみにこのSmooth Opratorというのはシャーデー(Sade)のヒット曲であり、カルロス・サインツは2019年のイギリスGPでフィニッシュした際、そしてハンガリーGPで5位を、ブラジルGPで4位を獲得した際にもこの曲を無線経由で披露しており、ファンの間では有名な語りぐさとなっています。
ちなみにシャーデーはイギリスのバンドで、ぼくが高校生の頃はシャーデーのレコードを脇に抱えていればそれだけでモテたというくらいオシャレなヒット曲を連発していたのですが、カルロス・サインツはこの曲をもともと知っていたわけではなく、イギリスGP直前にクルマで移動していた際にラジオからこの曲(スムースオペレーター)がよくかかっていたと語っており、さすがにイギリスのバンドだけあって今でも英国ではよくオンエアされているようですね。
シートサイドやパドル、エアコン吹出口にもレッドのアクセントが入り、内外装において非常に高い統一感を誇る仕様です。
カルロス・サインツは2022年シーズンを5位でフィニッシュしていますが、2023年シーズンはさらに高い順位を獲得できるものと期待しており、まずは2月14日に発表されるフェラーリのニューマシンを楽しみに待っています(ぼくはカルロス・サインツのサインをエンジンルームに入れるというオプションを選択している)。
カルロス・サインツが自身のフェラーリ812コンペティツォーネの納車を受ける様子を収めた動画はこちら
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参照:Carlos Sainz