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ランボルギーニの新型V12モデルに「SVJ」が登場したら?デジタル職人が早速アヴェンタドール後継モデルをハードコア化【動画】

2023/02/02

ランボルギーニの新型V12モデルに「SVJ」が登場したら?デジタル職人が早速アヴェンタドール後継モデルをハードコア化【動画】

| アヴェンタドール後継モデルは「そのまま」でもアグレッシブすぎる外観を持っており、となるとハードコア版はいっそうスゴいことになりそうだ |

アヴェンタドール後継モデルはデザインだけではなくそのパフォーマンスにも期待がかかる

さて、ランボルギーニ・ウラカンやウルスなどのバーチャルチューンをYoutube上に公開してきたデジタルアーティスト、Hycade氏。

今回はなんとランボルギーニ・アヴェンタドール後継モデル(レブエルトともトルメンタとも言われているが実際の名称はわからない)のハイパフォーマンス版、「SVJ」を意識したレンダリングを公開。

同氏はGRスープラやGT-Rなど既存車種をベースにしたレンダリングを公開することが多く、こういった発表前のクルマを対象にした作品を製作するケースは比較的珍しいと認識しており、しかしそれだけこのアヴェンタドール後継モデルが注目を集めているということなのかもしれません(ランボルギーニCEO、ステファン・ヴィンケルマン氏も、発表前にこれだけSNSで盛り上がっているのは、それだけ市場の関心が高いためだとコメントしている)。

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アヴェンタドール後継モデルがいっそうアグレッシブに

今回のレンダリングについては、(ちょっと前にリークされた)ランボルギーニが申請した特許画像をベースにして作成されたもので、しかしそのハードコアバージョン「SVJ」をイメージしています。

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特許画像と同じく、シアンFKP37風のヘッドライト、チェンテナリオ風のテールランプなどを持っていますが、細部はハイケイド氏によってアレンジされており、テールパイプ周辺などには「本来装着されていない」パーツも確認可能。

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ちなみに「SVJ」とはスーパーヴェローチェ・イオタ(Super Veloce Jota)を意味しており、これはランボルギーニがディアブロやムルシエラゴ、そしてアヴェンタドールの前期モデルに用いてきた最速モデルの称号です。

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ただ、「SV」に「J」がついたのはアヴェンタドール後期モデルに設定された「アヴェンタドールSVJ」が初。

なお、この「J」は上述のとおりJotaつまりイオタを表していて、このイオタというのは、かつてランボルギーニのテストドライバーであるボブ・ウォレスが製作した”イオタ”に起因します。

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そしてこの「イオタ」は、ツーリングカー・GTカー競技規定の附則J項に適合するように製作されたレーシングカーで、この附則(アペンディックス)J項の「J」をスペイン語風に発音したものにアルファベットを当てて「Jota(イオタ)」と命名したわけですね。

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ただしアヴェンタドール後継モデルでは「SVJ」を名乗るかどうかはわからない

そしてこのイオタはまたたく間に伝説となったのですが、不幸な事故にて廃車となってしまい、1台しか製造されなかったイオタが廃車となってこの世を去ったことがさらにその価値を押し上げ、後に(イオタをオマージュして)イオタスペックに改装されたミウラが少数のみ登場することに。

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そういった感じで「J」はランボルギーニにとって非常に特別な意味を持つのですが、ランボルギーニ創業者であるフェルッチョ・ランボルギーニはカンパニーポリシーとして「モータースポーツには参戦しない」ことを掲げており、よって当時の「J」は秘密裏に製造されたといい(ミウラの外観に似せてあるのは、レーシングカーだとさとられないためで、ミウラの改良型だと思わせるためだったとされる)、そういった背景もあって「J」の文字が公的に使用されたのはずっと後の「アヴェンタドールJ(ワンオフのスピードスター)、そして直近のアヴェンタドールSVJのみ。

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なお、アヴェンタドールJ(2012年)はステファン・ヴィンケルマン氏がCEOを努めていた時代に発表されたものですが、アヴェンタドールSVJはステファノ・ドメニカリCEO時代に発売されたものであり、そして両氏はお互いに「異なる」ネーミングを採用する傾向にあるので、現在のCEOであるステファン・ヴィンケルマン氏が(ステファノ・ドメニカリ時代の)SVJなる文字列を使用するかどうかは未知数です。

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よって、アヴェンタドール後継モデルにて「SVJ」の名が復活するかどうかは”わからない”ということになりますが、それでもなんらかのハードコアモデルが登場することは間違いないと考えていて、ただでさえアグレッシブなアヴェンタドール後継モデルが、スパルタンモデルとして登場する際に「どれくらい派手になっているか」もちょっとした見ものかもしれません。

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なお、このレンダリングについては、「厳密な予想」というよりも、アーティスト氏が「自分だったらこうする」という提案性を織り交ぜたものだと考えてよく、そのため実際のアヴェンタドール後継モデルにおける「ハードコア版」はまた異なる外観を持つことになりそうです。

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ランボルギーニ・アヴェンタドール後継モデルのハードコアモデル「SVJ」を意識したレンダリングはこちら

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参照:hycade

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