フェラーリの新型F1マシン、SF-23のプロモーション動画撮影風景が捉えられる！カメラカーはアルファロメオ・ステルヴィオ【動画】

｜　レーシングカーやスポーツカーの撮影には”ハイパフォーマンスSUV”が用いられることが多い　｜

アルファロメオ・ステルヴィオの他にはポルシェ・カイエンの人気が高いようだ

さて、フェラーリはつい先日、2023年を戦う新しいF1マシン、SF-23を発表したばかり。

その際には実際に走行する姿をオンライン中継するというF1史上初の試みを行っていますが、今回は地元のフィオラノ・サーキットにてプロモーションフィルムを撮影する様子が収められています。

撮影に使用されるのはアルファロメオ・ステルヴィオ

そして今回、フェラーリSF-23の走行シーンを収めるために起用されたのはアルファロメオ・ステルヴィオ。

フェラーリSF-23とともにフィオラノ・サーキットを走り・・・。

半開きにしたリアハッチ越しにカメラマンが撮影を行っていますが、荷室に腹ばいになってカメラを構えているようですね。

そしてもう一台のアルファロメオ・ステルヴィオは真っ黒のシートが貼られたもの。

これは撮影対象に反射や映り込みが生じないように配慮されたもので、撮影会社の有する個体は多くの場合ではこういった仕様を持っています。

ちなみにですが、フェラーリは以前にP80/Cのプロモーション動画を撮影する際にポルシェ・マカンを用いたことがあり、しかしこれはもちろんフェラーリのセレクトではなく、撮影を依頼した会社が所有していた車両なのだと思われます。

なお、こういったカメラカーは（一般にカーチェイスなどの撮影では、高速で走行する車両についてゆく必要があるため）高い運動性能を持つクルマが選ばれることが多く、そしてクレーンやカメラを操作する複数の人、そして機材を載せるため、多くの場合でSUVが選択されています（カイエンが起用される場合が多いようだ）。

なお、今回のSF-23のプロモーション動画撮影については事前に情報が漏れていたようで、こんな感じで多数の（プロ、アマとわず）カメラマンが大集合。

今回動画を撮影しYoutubeへと公開したVarryx氏については、その画像の粗さ（デジタルズームを使用しているようだ）から見て、どこか遠方からフィオラノ・サーキットを望める場所を確保し、そこから撮影を行っているようですね（そう考えると、スパイ系フォトグラファー、ビデオグラファーにとっては、情報収集がもっとも大事なのかもしれない）。

フェラーリSF-23の撮影風景を収めた動画はこちら

合わせて読みたい、カメラカー関連投稿

参照：Varryx, 19Bozzy92