| ワイルド・スピードX2ではジュリアス用へと換装されて登場 |
出品に際してはユニバーサルによる履歴照明も添付される
さて、人気映画シリーズ「ワイルド・スピード」には様々なクルマが登場し、撮影に使用されたクルマのいくつかがこれまでにもオークションに登場しており、しかし今回出品されるのはかなり珍しい「ドミニクの運転したマツダRX-7」。
これまでには「ブライアンのスープラ」「ジェスのフォルクスワーゲン・ジェッタ」「タカシのフェアレディZ」等が売りに出されていたものの、このRX-7が市場に登場するのはかなり珍しい、と思います。
このマツダRX-7は5台が製造されたうちの1台
このマツダRX-7は「ワイルド・スピード」撮影のために、ユニバーサル・スタジオがエディ・ポールに発注して製作された5台のうちの1台。
ベースとなるのは1993年式のFD3Sで、劇中ではヴィン・ディーゼル演じるドミニク・トレットの愛車として登場していますが、その続編では、アマウリー・ノラスコ演じるオレンジ・ジュリアスが乗る車として再利用されたために、カラーリングが変更されていますが、出品に際しては履歴を証明する書類も付属する、とのこと。
5台のうち、この個体はいわゆるヒーローカーつまりメインとして用いられ、ワイルド・スピード、ワイルド・スピードX2に登場した唯一の個体なのだそう。
改造の内容は幅広く、まずはこのウルトラオレンジ・パール塗装、ヴェルサス製ボディキット、Ro_Ja製18インチ5スポークホイール、「火を吹く」エキゾーストパイプなどもりだくさん。
撮影のためかいくつか外装の破損はあるものの、エンジンやタイヤ、電装系に約4万ドルのメンテナンス費用が投じられている、とのこと。
エンジンは13B(1.3リッター / 255馬力)のまま変わりはないと記載されています。
このマツダRX-7のインテリアはこうなっている
そしてこちらはこのマツダRX-7のインテリア。
パネル類がシルバーにペイントされ、追加メーターや・・・。
スパルコのシートが装着されています。
ワイルドスピードの公開が2001年なので、このクルマが製造されたのは2000年くらいということになりそうですが、その年月を考慮すると「比較的優れた」コンディションを保っているようにも見えますね。
この「ドムの運転した」マツダRX-7については5月12−20日の間に開催されるインディ・オークションにて出品され、予想差落札価格は最高にて250,000ドル(約3353万円)だというエスティメイトが出されています。
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