| レクサスTXのポジショニングは不明だが、「ファミリー」を強調した快適な移動手段になると推測 |
レクサスのSUV中「最大の室内空間」を確保することで幅広い層に訴求することになりそうだ
さて、レクサスが突如として「Something big is coming! Introducing the first-ever Lexus TX(何か大きなものがやってくる!ブランニューモデルとしてレクサスTXが登場)」というキャプションとともに一枚のティーザー画像を投下。
現時点ではその詳細は不明ではあるものの、「大きい」という言葉、そして車体後部を写している画像を第一弾として用いているところから「ロングホイールベースの3列シートを持つ、快適・豪華仕様のクロスオーバー」だと見られます。
現在、レクサスは3列シートのSUVをラインアップしているが
なお、レクサスは現在3列シートを持つSUVとして「LX」をラインアップしていますが、こちらはボディオンフレーム(ラダーフレームの上にキャビンが載っている)であり、オフローダー的性質が強いクルマ。
新型RXには現在3列シートがなく、しかしRXのルーフラインは「クーペ的」なので、今後3列シート仕様が登場したとしても(3列目の)頭上スペースがやや狭くなり、よってレクサスは「RXの3列シート」を追加するかわりに、新しく(より頭上に余裕がある)TXを発売するのかも。
レクサスは現在(北米にて)UX、NX、RX、GX、LXといったSUVラインアップを持ち、UXはコンパクト、NXもやはりコンパクト、RXは余裕のある都市型SUV、GXはアクティブで悪路も難なくこなすSUV、LXはプレミアム、かつ高いオフロード走行性能を持つSUVといった性質を持つものと把握していますが、おそらく新型TXは「ファミリー向けの快適な移動手段」になるんじゃないかと推測しています。
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レクサスTXのベースはトヨタ・グランドハイランダー?
なお、このレクサスTXは「ブランニューモデル」ではあるものの(プラットフォーム段階からの)完全新設計ではないと思われ、ティーザー画像から判断するに、TNGA-Fプラットフォームを使用したトヨタ・グランドハイランダーの車体を活用するのではないかと思われます。※ウインドウ、ルーフ、ホイールアーチ、Cピラー、Dピラーがよく似ている
そしてこのグランドハイランダーは「ライトキャンパー」「ファミリー」を強く意識したクルマでもあり・・・。
公式フォトもそれをイメージさせる画像が使用されていて、レクサスTXについてもこれに近い、しかしレクサスらしい高級感をイメージさせるライフスタイルが提案されるのかも。
なお、北米では「3列シート」「7-8人乗り」の重要が非常に高いといい、実際に数多くの7-8人乗りSUVが存在するものの、「高級」「ハイパフォーマンス」といったくくりだとごくわずかのモデルが市場を独占しており、レクサスとしてはここを見過ごすことはできない、と考えたのだと思われます。
参考までに、レクサスのモデル名はそれぞれ(当然ですが)意味を持っており、レクサスUXは「アーバンクロスオーバー=Urban Crossover」、レクサスNXは「ニンブル・クロスオーバー=Nimble Crossover」、レクサスRXは「ラディカル・クロスオーバー=Radiant Crossover」、レクサスGXは「グランド・クロスオーバー=Grand Crossover」、レクサスLXは「ラグジュアリー・クロスオーバー=Luxury Crossover」を表していますが、今回のレクサスTXについては「ツーリング・クロスオーバー=Touring Crossover」を意味するんじゃないかと予想しています。
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参照:LEXUS