| 新型マセラティ・グラントゥーリズモ、グランカブリオは「おそろしく高価な」クルマに |
まさかマセラティがこの価格帯で攻めてくるとは思わなかった
さて、マセラティは今年2月にフルモデルチェンジ版「グラントゥーリズモ」を発表していますが、遡ること2022年10月にはそのオープンモデルであるグランカブリオのティーザーキャンペーンも開始済み。
ただしその後は公式に(グランカブリオについて)ティーザー画像や動画のリリースがなく、よってその姿を知るにはスパイフォト/スパイビデオに頼るしかなかったわけですが、今回は突如としてその姿を捉えた画像がリークされています。
おそらくは公式フォトの一部だと思われる
この画像は(マセラティの本社付近である)ボローニャにて撮影されたものだそうで、雰囲気からすると公式フォト(プレスキットの一部)という可能性も。
現時点ではマセラティからなんらアナウンスはないものの、グランカブリオは(グラントゥーリズモと)同様のパワートレーンを搭載すると言われており、となると3リッターV6ターボを搭載する「モデナ」「トロフェオ(今回リークされた画像はこの”トロフェオ”であるようだ)」そしてピュアエレクトリックモデルの「フォルゴーレ」という展開になりそうです。
画像を見ると、折りたたみ式のソフトトップを備え、中央に大きなマセラティのエンブレム「トライデント」を配した低く張り出したオーバルグリル、流麗なラップアラウンドテールライト、フレアホイールアーチを確認でき、その美しさは健在であるようですね。
最新のマセラティは残念なことに「写真写り」があまり良くない
なお、MC20以降のマセラティではデザイン言語が少し変更されていおり、明確なエッジを設けたプレスラインが見られなくなっています。
そのため画像や動画で見ると「ノッペリ」として見えるものの、実車はけっこうマッチョな印象があり、つまり「写真写りが良くない」もよう(残念)。
おそらくはマセラティもそれを理解しているはずで、グランカブリオの公式フォトについては、(オープンモデルということもあって)陽光のもと、抑揚をより強調したものが配布されるんじゃないかとも期待しています。
なお、気になるのはその価格で、新型グラントゥーリズモだと「モデナ」で24,440,000円、「トロフェオ」で29,980,000円という驚愕の設定を持っているため(日本では8-9月にかけて展示イベントがある)、そのオープンモデルであるグランカブリオはもうひとつ(おそらくは十数%)高い設定となることは間違いなく、非常に高価なクルマとなりそうですね。※ベントレー・コンチネンタルGTと真っ向からぶつかる価格設定でもある
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参照:Auto Pareri