| ただし4台のうちの1台のスターリアには「ヒョンデのエンブレム」が表示されるという今まででは考えられない事態に |
もしこれが「ミス」であれば北朝鮮の担当者の首が文字通り「飛ぶ」だろう
さて、北朝鮮の最高指導者である金正恩(キム・ジョンウン)は先日ロシアを訪れ、プーチン大統領と会談を行ったほか様々な施設を訪れていますが、帰国後に国営の朝鮮中央テレビから公開された、「北朝鮮とロシアの関係発展の新たなマイルストーンとなった事件」なる90分のドキュメンタリーの一部に違和感があるとして韓国メディアが大きく取り上げています。
北朝鮮の国営テレビ局で放映された映像では、ヒョンデのエンブレムが編集されていなかった
その違和感とは画面に登場したヒョンデ・スターリアのエンブレムが編集されていなかったことで、これは北朝鮮と韓国との関係性や、北朝鮮のテレビ局が2022年のカタール・ワールドカップ開催期間中、広告バナーから現代自動車のエンブレムを削除したことからすると「極めて異例」なことだとされています。
なお、4台のスターリアのうちの1台のみのエンブレムが編集されずに「そのまま」となっており、残る3台はエンブレムが車体色と同じブラックに。
今回韓国メディアがYoutube上に公開した動画は北朝鮮の放映したTV番組を編集したものですが、まずキム・ジョンウンはロシアの空港に到着。
ハングルの字幕は北朝鮮のメディアが挿入したものだと思われますが、なんともレトロなフォントですね。
先導するのはロシアの高級車、アウルス(オーラス)です。※おそらくはコメンダント
-
ロシアの超高級ブランド、アウルスよりSUVタイプの「コメンダント」が登場!ロールス・ロイス・カリナンよりも大きく、価格はなんと7560万円から
| どう見てもロールス・ロイス・カリナンを強く意識 | ターゲットはロシアの高級官僚だとされている さて、2018年頃には大きな話題となったロシアの高級車ブランド、アウルス(オーラス /Aurus)。 ...
続きを見る
こうやって街なかも走行。
おそらく4台のうちの3台のスターリアはフィルムによってエンブレムを隠しているように見えます(ナンバープレートを見るに、ロシアが用意した車両のようだ)。
なお、キム・ジョンウンが乗るのはこのマイバッハ62。
なぜ1台のみヒョンデのエンブレムが残されていたのか、そしてなぜ放映前にはそれを画像処理にて隠していなかったのかは不明ではありますが、いずれにせよ「北朝鮮と韓国の対立を和らげる」という意図ではないことは間違いないものと思われます。
その後、キム・ジョンウンはルースキー島や沿海州水族館、さらにはアルニカ・バイオフィード工場も訪問。
ロシアとしても丁重にもてなしたようですね。
キム・ジョンウンがロシアを訪問した際の「違和感」を報じる動画はこちら
合わせて読みたい、関連投稿
-
ロールスロイスそっくり!V12搭載848馬力、プーチン専用リムジンが民間人でも購入できるように
| プーチン専用リムジンと同じ仕様のクルマを購入可能 | 以前にポルシェ製「850馬力のV12ターボ」エンジンを搭載したプーチン大統領専用リムジンがお披露目されましたが(ポルシェ製エンジン搭載は公式に ...
続きを見る
-
北の将軍様、キム・ジョンウンがロールスロイスに乗り換えた!他に世界の首脳はどんなクルマに乗ってるの?
| キム・ジョンウンはクルマ好きらしい | 北朝鮮の最高指導者、キム・ジョンウン(金正恩)氏がロールスロイス・ファントムを購入した、と話題に。 これはマイク・ポンペオ米国務長官が北朝鮮を極秘訪問したと ...
続きを見る
-
ポルシェ製V8/V12を積むと言われるロシア初の高級車、「アウルス」が初のショールームを大々的にオープン。今後は世界中での販売も
| 大阪でG20が開催されたときには大阪にもやってきた | ロシア初の高級車「アウルス」がはじめてモスクワのショールームに登場。この「アウルス」はプーチン大統領主導で2013年から進められたブランドだ ...
続きを見る