もともとポルシェに「激似」と言われた中国製EV、ORA グッドキャットを911GT3 RS風にカスタムするキットが登場。現地（タイ）では大人気のようだ

｜　ORA グッドキャットはもともとポルシェそっくりだと言われるだけにけっこう違和感がない　｜

その価格は174,000円、けっこう多くのオーナーがこのキットを装着しているもよう

さて、中国の長城汽車は「Ora」ブランドにてポルシェやフォルクスワーゲン・ビートルっぽいクルマを発売していますが、今回タイのチューナー、ラムガ・デザイン（Lumga Design）がこのOra グッドキャットをポルシェ911GT3RSっぽく変身させるボディキットを発売してちょっとした話題に。

ちなみにこのキットがリリースされたのは1年ほど前ではあるものの、ここ最近になって急激にネット上で拡散しているようですね。

Lumga Design Ora グッドキャットはこんな仕様を持っている

そこでこのLumga DesignによるOra グッドキャットを見てみると、フロントバンパーはポルシェ911GT3 RS風。

もともとグッドキャットそのものがポルシェ911に似ていると言われているので、けっこう違和感なく収まっているようにも。

フロントフェンダーにも911GT3 RSっぽいルーバーが追加されています。

リアはどうやっても似せようがないので911らしさは感じられないものの、リアディフューザー（のようなもの）を装着するなどスポーティーさを演出しているようですね。

なお、サイドステップとリアスポイラーも用意され、このキットは42,000タイバーツ（現在の為替レートにて174,000円くらい）にて販売されています。

ちなみにこちらは別の個体で、フロントフェンダー上のルーバーがないスッキリ仕様。

こちらはカナードなどが付与された別バージョン。

Lumga Designはほかにこんな製品をリリースしている

なお、Lumga DesignはOra グッドキャット用以外にも様々なクルマを対象にしたパーツをリリースしており、Facebookページを見るとBYD Atto3 / ドルフィン、MG4、TANK300、Neta Vなど中国製EVにカスタムエアロキットを装着した画像 / 動画を多数アップしていて、つまり中国製EVの人気が非常に高いということがわかります。

ちなみにこれらエアロキットは3Dスキャンのうえ設計がなされており、製作や取り付け動画を見る限りではかなり高いクオリティを持つもよう。

そのほか、本物のポルシェ718ケイマンのエアロキット開発も進行しており・・・。

そしてちょっと面白いのがトヨタ・フォーチュナーを「ランボルギーニ・ウルスっぽく」コンバートするキット。

なお、日本でもトヨタ・ハリアーをランボルギーニ・ウルス風にカスタムするキットを発売していたアルバーモなるチューナーが存在しており、しかしこちらはあまりに有名になってしまったためにランボルギーニから目をつけられてしまったようで「販売停止」という憂き目に。

今回のLumga Designについても急速にその存在が拡散されているため、ポルシェやランボルギーニの目にとまるのは時間の問題だと思われ、アルバーモと同じ道をたどる可能性も否定できないのかもしれません。

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参照：CARSCOOPS, Lumga design bodykits