まさにイタリアンエレガンス。新型マセラティ・グランカブリオ発表、トップのカラーは6色から選択可能

｜　現段階では新型マセラティ・グランカブリオの価格は発表されていないが、3000万円台中盤の可能性も　｜

グランカブリオの納車開始は欧州だと2024年夏から

さて、マセラティがグラントゥーリズモのオープントップモデル、「グランカブリオ」を発表。

現時点でグレードは「トロフェオ」のみ、搭載されるエンジンは542馬力を発生する3リッターV6ツインターボ”ネットゥーノ”。

トップにはエレガントなファブリック製ルーフを採用し、時速50kmまでの速度において開閉が可能です（開閉にかかるのは14秒）。

もちろん4人分の座席を備え、豪華さ、パフォーマンス、運転の快適さ、スポーティさを併せ持つグランドツアラーとしての性格を確固たるものとしています。

マセラティの「オープンモデル」の歴史は1959年にはじまる

なお、マセラティの（ロードカーにおける）オープンモデルの歴史は1959年にジュネーブモーターショーにて発表された3500GTに端を発するそうですが、最新オープンモデルであるグランカブリオもまた”初代”オープンモデル同様に美的アプローチ、そして快適性やパフォーマンスを損なうことなくオープンエア エクスペリエンスを実現しています。

「美的」側面だと5色（ブルー、ダークレッド、ブラック、グレー2色）のソフトトップを用意しており、これに組み合わせられるボディカラーはネロ・アブソルート、ブルー・モデナ、ビアンコ・アストロ、グリージョ・インコグニート、グリージョ・マラテア・マット、そしてグリーンメタリックの6色。

「快適性」では（メルセデス・ベンツのエアスカーフのような）ネックウォーマー（3段階の強さで温風が吹き出す）が装備され、さらには風の巻き込みを防ぐウインドストッパーも。

パフォーマンス面では0−100km/h加速3.6秒、最高速は315km/hというスペックを誇ります。

新型マセラティ・グランカブリオのインテリアはセクシーそのもの

そしてこちらは新型マセラティ・グランカブリオのインテリア。

クーペ同様に12.3インチのセンター・インフォテインメント・スクリーン、そしてエアコンなどの機能コントロール用8.8インチスクリーン、メーターとして機能する12.2インチディスプレイを備えます。

機械式腕時計のような精緻な加工が施されたメタルパーツも健在ですね。

リアシートは比較的大きなサイズを持っており、ルーフを開け放てば高い実用性を誇ることになりそうです。

現在マセラティはグランカブリオの価格を発表していませんが、グラントゥーリズモ・トロフェオの価格が（日本では）2999万円なので、そこから（これまでの例を見るに）300万円ほど上乗せされることになるのかもしれません。

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参照：Maserati