レクサスが「LBX MORIZO RR」を発表、同日付けで予約を開始。GRヤリス / GRカローラと同じエンジンを積み「レクサスなのに」6速マニュアルも選択可能

｜　LBX MORIZO RRの価格は6,500,000円～7,200,000円、カスタマイズ可能なビスポーク・ビルドは100台のみの限定販売　｜

全幅は通常のレクサスLBX比で15ミリワイド、逆に全高は10ミリダウン

さて、レクサスが「新型LBX MORIZO RR」を発表し予約の受付を開始（発売は8月下旬頃）。

新型LBX MORIZO RRの発表にあわせてLBX MORIZO RR“Bespoke Build”が100台のみ用意され、こちらは抽選販売になるとアナウンスされています（7/18〜7/31まで受付を行い、当選者にはレクサス販売店から連絡がなされる）。

なお、新型LBX MORIZO RRの価格は6,500,000円～7,200,000円に設定されており、標準仕様のLBX（4,600,000円～5,760,000円）に比較すると「思ったほど高くないな」という印象です。

新型レクサスLBX MORIZO RRはこんなクルマ

このレクサスLBX MORIZO RRは東京オートサロン2024にて「モリゾウ（豊田章男会長のモータースポーツ参戦時の名義）の個人的な愛車」、レクサスLBX MORIZO RR コンセプトとして発表されたコンセプトカーの市販バージョン。

トヨタによればその特徴は「本物を知る人が素の自分に戻れるクラスレスコンパクトで、新しいラグジュアリーの価値を提供」「上質な走りと洗練されたデザインを踏襲した、非日常の高揚感を味わえるハイパフォーマンスモデル」「1.6L直列3気筒インタークーラーターボエンジン（G16E-GTS）を搭載、レーシングドライバーと徹底的にクルマの基本素性を追求」「コンパクトでありながらも存在感のあるプロポーションはそのままに、高いパフォーマンスに裏付けられたデザインを実現」といった文言にて示されており、たしかにその見た目はずいぶんアグレッシブに変化しています。

なお、レクサスLBXそのものは豊田章男会長がハイファッションブランドのスニーカーに着想を得た「高級でありながらもカジュアルで日常使いができる＝プレミアムカジュアル」というコンセプトのもと誕生していますが、今回のLBX MORIZO RRはさらにその思想を推し進めたクルマだといっていいかもしれません。

エクステリアだと専用デザインを持つ前後バンパー、そして19インチ鍛造ホイール、カラードアーチモール・カラードロッカーモールといった専用装備を持ち、インテリアではスポーツシート、アルミペダルほか専用の加飾がなされることでその排他性を高めています。

ただし何と言っても最大の特徴はGRヤリスやGRカローラにも積まれる1.6L直列3気筒インタークーラーターボエンジン（G16E-GTS）の搭載、そして新開発の8速ダイレクトシフト AT（DAT）、さらにはレクサス初となる6速iMT（インテリジェントマニュアルトランスミッション）という選択肢も。

なお、駆動方式はAWDなので、これは文字通り「高級なGRヤリスやGRカローラ」だと考えていいのかもしれません。

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参照：LEXUS