| リストランテ・モンタナは期待以上の料理、そして雰囲気をもって迎えてくれた |
ボローニャを訪れた際にはまた行こうと思う
さて、今回のイタリア(ボローニャ)訪問で楽しみにしていたのがこの「リストランテ・モンタナ(知り合いの方に教えていただいた。ありがとうございます)」。
フェラーリ本社からクルマで約10分ほどの距離にあり、シューマッハはじめ歴代のフェラーリF1ドライバーが通い、そして今ではフェルナンド・アロンソ、セバスチャン・ベッテル、カルロス・サインツ、シャルル・ルクレールも通う名店です。
「ランチ(12時から)」「ディナー(19時30分から)」に分けて営業していますが、今回訪問したのは「ランチ」のほう。
なお、予約が必須であり、実際にすべてのテーブルにはこういった「手書きの」予約票のようなものが置かれています(つまり満席である。ぼくらが食事をしている時にも飛び入りで何組もやってきたが、席を確保できずにいずれも帰ることになった)。
リストランテ・モンタナの内外はこんな感じ
まずリストランテ・モンタナの外観はこう。
栗や薔薇の木が生い茂り、「これは間違いなく美味い料理を出す」という雰囲気満点です。
なお、あちこちに「監視カメラ作動中」という看板が見られますが、これは店内に(後述の)レアものが多数収蔵されているためだと思われます。
ぼくはオープン(12時)の少し前に到着したのですが、到着時は門が閉まっていて、しかし12時になるとこの門が自動で(電動にて)開き、そしてお店へと向かいます。
そして店内はこう。
レーシングドライバーほか各界のスポーツ選手、セレブのサインが多数。
レーシングカーやバイクのパーツに・・・。
サッカーのユニフォーム、ヘルメットも。
F1マシンのカウルに・・・。
タイヤなども。
ちなみにイタリアには「ピッツェリア」「タヴェルナ」「トラットリア」「リストランテ」等の(飲食店の)区分がありますが、この中だとリストランテはもっとも「上」に位置していて、よって見ての通りテーブルクロスがかけられ、スタッフのユニフォームもシックなブラックで統一されています。
とにかく店内はモータースポーツ関連のメモラビリアであふれており・・・。
こういった環境で食事ができるのはファンにとって夢のような出来事かもしれませんね。
ちなみにレーシングスーツも多数展示され、ミハエル・シューマッハやジョディ・シェクターなどフェラーリのドライバーが着用したものが中心です。
これだけあるとさすがに「盗難を心配してカメラを多数設置する」のも理解できます。
営業時間に突入ししばらく経つとたくさんの予約客がやってくるので、できるだけ早く訪れて店内を散策するのがオススメ。
リストランテ・モンタナではこんな料理が提供される
そしてリストランテ・モンタナにて出してくれる料理についてですが、まずこちらは自動的に出てくるパン(3種類ある)。
なお、リストランテ・モンタナのサイトには「メニュー」が記載されていますが(種類は多くない)、店内にはメニューはなく、スタッフの人がやってきてくれ、英語もしくはイタリア語にて当日のお勧めやスターター、メインなどの組み合わせを説明してくれることに。※アレルギーや好み、食の方針(ベジタリアンなど)を聞いてくれる
そこでワインはじめ各プレートについてはお勧めにしたがって注文し、まずこちらはモルタデッラ(ボローニャ地方の特産のハム)と生ハム盛り合わせ、そして野菜(ここに限らずイタリアの野菜は(土が違うからか)日本の野菜とはかなり味が異なり、マイルドな風味である)。
そして2種類のパスタ(左のパスタが超ウマい)。
こちらはデザートワゴンで、ティラミス、ビスケット、ピーチパイなど。
これはハンバーグに見えますが「ねっとりとしたチョコがかかった」もの。
そして注文したのはティラミスと・・・。
ビスケット。
そしてもちろんエスプレッソも。
来客者の傾向としては「現地の常連さん」が多いように思われ、かつ身なりの良い高所得者層多数といった感じ(よってぼくはこの日のためだけにオシャレな服とドレスシューズを持っていった)。
トリップアドバイザーのレビューを見てみると「アジア人に冷たい」というものも見られますが、とくにそんなことはなく、親切丁寧に対応してもらったという印象です。
ちなみにですが、簡単ではあるものの、ぼくはできるだけ現地の言葉を話すようにしていて、今回は「お礼」「美味しい」「素晴らしい」等のイタリア語をこのリストランテ・モンタナでもスタッフに伝えており、そしてそうるとやはり対応が変わってくるようにも思います(こちらも相手に合わせることで、向こうも歩み寄ってくれる。期待するサービスを受けたいのであれば、こちらも敬意を示さねばならないとお考えている)。
そういった「ちょっとした(服装含む)」気遣いが旅を楽しくするものだとも考えていて、予約時には「日本から行く」ことや「非常に楽しみにしている」ことを伝えると良いかもしれません(今回の予約ではフェラーリ愛を強く語った)。
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