今日のフェラーリ296GTB納車待ち。まったく想定外の事情が発覚し「アース付きコンセント」の工事を行う必要が発生する

｜　フェラーリ296GTBは「アース付きコンセント」でないと充電ができない　｜

そしてフェラーリ296GTBには「充電が必須」である

さて、フェラーリ296GTBの納車が近づいているところではありますが、ここで思ってもみなかった問題が発生しその対応が必要となっています。

その対応とは「充電用コンセントの工事」であり、296GTBはPHEVなので家庭用100Vコンセント経由にて「駆動用と車両システム用のバッテリー（兼用）」を充電する必要があるのですが、このコンセントに”アースが必要”ということが判明したわけですね。

ちなみにこの「充電」を行わねば数日でバッテリーがあがってしまい、そうなると車両の始動が不可能になるとも言われていて、よって296GTBにとって「充電」は必須です。

フェラーリ296GTBの充電には「アース」が必要である

そして今回この事実を知ることになったのは（ローマを売却した）エッジさん経由での情報で、「アースなしのコンセントを使用し充電するとエラーが発生し充電できなくなる」ことが明らかに。

たしかにYoutubeにアップされている動画を見るに、充電を行おうとコンセントにケーブルを差し込んだとしても、アースが通っていないと充電器のインジケーターが「赤く点滅」し、この状態では”エラー”です。

なお、正しく充電ができている状態ではインジケーターが「ブルー」に光り、296GTBのオーナーは必ずこれが「ブルー」となっていることを確認する必要がありそうですね（もしバッテリーをあげると簡単には回復できず、非常に困ったことになる）。

ちなみに下の画像はオートカヴァリーノさんが送ってくれたもので、296GTBの充電ケーブルには、欧米によくある「三ツ口コンセント」が採用されています。※通常の「二本の」ブレードの下にある丸いシャフトが「アース」用

参考までに、ぼくはガレージに「EV充電用」として200Vコンセントを取り付けているものの、上述の通り296GTBでは「100V」なのでこれを使用することはできず、296GTB用に「アース付きコンセント」を設置する必要が生じています。

現在は工事の手配中

そして今はいくつかの電気工事を請け負ってくれる業者へと見積もりをお願いしている状態ですが、我が家のガレージは四方をコンクリートに囲まれているために工事が難しいことは想像に難くなく、「納車までに工事が完了するかどうか」は微妙なところ。

なお、こういったコンセントが必要なこと、そして常に充電が必要なことを考慮すると296GTBの所有には「価格」以外のハードルがあり、これが一部の人々から購入を遠ざけている可能性もありそうですね。

参考までに、非ハイブリッドのフェラーリも基本的に充電が必要ではありますが、こちらは普通の家庭用100Vコンセントからの充電が可能であり、それでも「コンセントがある駐車場」が必要なことは間違いなく、さらに296GTBであれば「アース付きコンセントが確保できなければ所有が難しく、かつ旅行に行くにもハードルが存在する」ということに。

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