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ポルシェがこれまで「MRキット」専用だった911GT3 RS用ハイパフォーマンスタイヤ「ミシュラン パイロット スポーツ S5 N0」の販売を開始。タイヤの「認証制度」とは

ポルシェがこれまで「MRキット」専用だった911GT3 RS用ハイパフォーマンスタイヤ「ミシュラン パイロット スポーツ S5 N0」の販売を開始。タイヤの「認証制度」とは

Image:Porsche

| どんなスポーツカーであっても基本的に「タイヤの性能を超えて走ることはできない」 |

その意味ではタイヤには最大限の注意を払いたい

さて、ここ最近のポルシェは「マンタイ・レーシング」推しではありますが、今回「マンタイ・レーシング(MR)キットでしか利用できなかった」ミシュラン パイロット スポーツ S5 N0が購入できるようになったとアナウンス。

ただし現時点でこのタイヤを装着できるのは911GT3 RSのみとなっており、しかし今後同様の対応がほかモデルにも拡大することになるのかもしれません。

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ほとんどのスポーツカーは「専用開発」されたタイヤを装着している

なお、どんなにハイスペックなスポーツカーであっても「タイヤの性能を超えて」走ることはできず、つまりはそれほど重要なのが「タイヤ」です。

よってほとんどのハイパフォーマンスカーメーカーは新車を開発する際にはタイヤメーカーとガッツリ組んで「車両とタイヤ」を同時に設計・開発してゆくわけですが、そこで登場するのが「認証制度」。

いかに自動車メーカーとタイヤメーカーが「タイヤを共同開発する」といっても、専用の銘柄を設定することは非常に稀で、しかしそのタイヤが「そのモデルのために開発された」あるいは「そのモデルに適合する」ことを示すのが「認証制度」。

たとえば、同じ「ピレリ Pゼロ」「ミシュラン パイロットスポーツ4S」であっても、認証マークがあるタイヤとそうでないタイヤとではサイドウォールの硬さやコンパウンドなどが(その見た目が同じでも)異なっていて、そのためハイパフォーマンスカーの性能を正しく発揮させようとなると「認証タイヤ」が必要となるわけですね。

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参照:Porsche

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