
Image:Mercedes-Benz
| もはや「動く超巨大画面」。新型メルセデス・ベンツCクラスEVが4月20日デビュー、驚愕のインテリアが先行公開 |
ユーザーの「画面が多すぎる」という声にある意味では「ちゃんと応えた」?メルセデスが放つ衝撃の回答
メルセデス・ベンツが4月20日に「ブランドの屋台骨である」Cクラスの完全電気自動車(EV)モデルを世界初公開するとアナウンス。
それに際してインテリアの画像が先行公開されていますが、以前よりユーザーからは「最近の車は画面が多すぎる」との声が上がっており、しかしメルセデス・ベンツの回答は「それならダッシュボードをすべて画面にしよう」という”さらに攻めたもの”。
まずは新型CクラスEVの注目ポイントを見てみましょう。
この記事の要約
- 39.1インチの超巨大「MBUXハイパースクリーン」をダッシュボード全域に採用
- 航続距離は最大673km(WLTP)を誇り、800Vの高電圧システムを搭載
- 「ヴィーガン認証」を受けた動物性素材不使用のサステナブルな内装
- ヒートポンプ標準装備で、冬場の暖房効率と航続距離を大幅に改善
- 4月20日に韓国でワールドプレミアを予定
1,000万ピクセルが支配する「ドライバーの聖域」
先行公開されたインテリアの主役は、なんといっても39.1インチの「MBUXハイパースクリーン」。

Image:Mercedes-Benz
ダッシュボードの端から端までを1枚のガラスで覆ったようなこのレイアウトは、約1,000万ピクセルという圧倒的な解像度を誇っており、メルセデス・ベンツはこの設計により「深い階層のメニューを探す手間を省き、すべてを直感的に操作できる」と主張しています。
一方で、すべての操作がデジタル化されるわけでなく、ステアリングホイールやセンターコンソールには一部物理スイッチが残されており、確実な操作性も確保されているうえ、下位グレードにはよりコンベンショナルな「スーパースクリーン(3枚構成)」も用意される予定なのだそう。
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新型メルセデス・ベンツ Cクラス EV:性能・デザイン・スペックの特徴
新型CクラスEVは、従来のエンジン車とは一線を画す、空力性能を極めたシルエットを採用することが判明しており・・・。
1. 圧倒的な居住性と快適性
エンジンがないEV専用プラットフォームの恩恵により、室内空間は現行モデルよりも大幅に拡大。
「スポーツセダンでありながら、長距離移動の王者」を目指し、以下の快適装備が盛り込まれています。
- 4Dサウンド&マッサージ機能付きフロントシート
- 星を散りばめたようなパノラミックサンルーフ
- 高度な遮音設計による静粛性の向上
2. 環境への配慮と新素材
さらにはメルセデス・ベンツとして、このクラスで初めて「ヴィーガン認証」内装を採用したことも見逃せないポイント。
ソフトタッチな素材感は維持しつつ、動物由来のレザーを使用しない選択肢を提供しており、もちろん、こだわり派に向けて「ナッパレザー」や「ステンレス製スピーカーグリル」といった豪華オプションも用意されています。

Image:Mercedes-Benz
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メルセデス・ベンツ、新型GLCに「世界初のヴィーガン認証インテリア」を導入。自動車業界に新たな基準を打ち立てる
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3. 主要スペック(予測値含む)
新型CクラスEVは、SUVモデルの「GLC EV」と共通のMB.EAプラットフォームを採用すると言われており、以下の通り高いスペックを誇ることに。
| 項目 | 予測スペック(GLC EV準拠) |
| 最高出力 | 483 hp (360 kW) |
| 最大トルク | 800 Nm |
| バッテリー容量 | 94 kWh |
| 航続距離 | 約673 km (WLTPサイクル) |
| 充電システム | 800V 高電圧システム対応 |
| 駆動方式 | デュアルモーター (AWD) |
競合比較と市場での位置付け
最大のライバルは、先月発表されたばかりのBMW i3(ノイエ・クラッセ・セダン)で・・・。
- メルセデス CクラスEV: 豪華なスクリーンと圧倒的な快適性、ラグジュアリー路線を強調。従来のガソリン車から大きく乖離せず保守的な進化
- BMW i3: 走りのダイナミクスと、フロントガラス全域をディスプレイ化する「パノラマ・ビジョン」で対抗。車両制御技術含めた「ソフトウエア定義車両」を強くアピールし従来の3シリーズとは別モノへ
これまでの「ガソリン車の延長線上にあるEV」ではなく、両社とも次世代の専用プラットフォームを投入していることには(そしてほぼ同時期に発表されることにも)注目すべきであり、Dセグメントの覇権争いは「デジタル体験の質」へとシフトしています。

Image:BMW
結論
新型CクラスEVは、単なる電動化に留まらず、ぼくらの「移動空間」の定義を書き換えようとしています。
「画面が大きすぎる」という批判を、圧倒的な利便性と没入感で黙らせることができるのかどうか、その全貌と回答は4月20日に明らかに。
なお、年内には従来のエンジン車(ICE)モデルのフェイスリフト(マイナーチェンジ)も予定されており、メルセデス・ベンツの主力セダン陣営が盤石の体制を整えることになりそうですね。
知っておきたい豆知識:ヒートポンプの効果
今回採用された「マルチソース・ヒートポンプ」は、従来の電気ヒーターに比べて消費電力を約50%削減するというスグレモノで、特に冬場の航続距離の低下はEVユーザーの最大の悩みではあるものの、この技術により「冬でも暖かい車内で、しっかり距離を走れる」という実用性が大きく向上することになるわけですね。
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