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【新生アルピナ】BMW Mとは違う道へ。今後の計画が公開され、新型7シリーズ&X7ベースの「超豪華・高速」モデルが登場予定

アルピナのフラッグシップ、XB7の最終限定モデル、「XB7 マヌファクトゥーア」の公式フォト(バッジ)

Image:BMW

| 今後のアルピナはその方向性を大きく変える |

すでに現行世代をベースとした「北米専用」X7は発表済みだが

アルピナのフラッグシップ、XB7の最終限定モデル、「XB7 マヌファクトゥーア」の公式フォト
「アルピナの一つの時代の終焉」。BMWがアルピナのフラッグシップ「XB7」の有終の美を飾る限定モデル「Manufaktur(マヌファクトゥーア)」を発表

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2026年3月、BMWグループの一員となったアルピナから今後を占う重要な戦略が発表され、BMWのヨアヒム・ポストCEOが「アルピナをラインナップの頂点(フラッグシップ)として再定義する」と正式にアナウンス。

その第一弾として、新型「7シリーズ」と次世代「X7」をベースにした(最低でも)2つのニューモデルの開発がスタートしているといい、「サーキットのM」に対し、新生アルピナが掲げるのは「スピード、快適性、ラグジュアリー、そしてパーソナライズ」。※現行ラストモデル「XB7 マヌファクトゥーア」とは別のニューモデル

BMWの最高級セグメントをさらに引き上げる、孤高のブランドとしての役割が与えられたというわけですね。

アルピナの最終モデル、XB7 マヌファクトゥーアの20スポークホイール

この記事の要約(30秒チェック)

  • フラッグシップ特化: 今後のアルピナは7シリーズやX7といった大型モデルをベースに展開
  • BMW Mとの棲み分け: Mは「サーキット」、アルピナは「公道での圧倒的なスピードと快適性」を追求
  • 新型7シリーズベースが先陣: 来月の北京モーターショーで噂される7シリーズのフェイスリフトに合わせ、新型アルピナが登場か
  • 限定モデルの成功: 直近では限定120台の「XB7マヌファクトゥーア」が完売間近。希少性を維持する戦略へ

アルピナが担う「新しい役割」

BMWグループ内でのアルピナの立ち位置はこれまで以上に明確になり、ポスト氏の言葉を借りれば、「Mとは全く異なる存在」に。

  • 「スポーツ」ではなく「スピード」:アルピナが追求するのはサーキットでのラップタイムではなく、アウトバーンを時速300km以上で巡航しながらも車内ではクラシック音楽をリラックスして楽しめるような「余裕」と「洗練」
  • BMW Mとの明確な差別化:BMW Mがハードな足回りと刺激的なレスポンスを売りにするのに対し、アルピナは独自のエアサスペンション制御とトルクフルで滑らかなV8エンジンの味付けを継続
  • 個別化(インディビジュアライゼーション):内装のレザーやステッチなど、BMWの標準ラインでは不可能なレベルのカスタマイズを提供し、ロールス・ロイスに次ぐラグジュアリー層を取り込む
ついに新時代へ、BMWがアルピナの「今後の計画」を公式発表。完全な独立ブランドとして機能しBMWとは「差別化」を図る
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| 現時点では具体的な「新型アルピナ」についての発表はない | 【この記事の要約】 2026年1月1日より、アルピナはBMWグループの完全な「独立ブランド」として始動(BMW、M、MINI、ロールス・ ...

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アルピナのフラッグシップ、XB7の最終限定モデル、「XB7 マヌファクトゥーア」の公式フォト、斜め前

今後のアルピナ・ロードマップ(予測)

ベース車両モデル名(予測)登場予定特徴
新型 7シリーズ (LCI)B72026年後半改良型4.4L V8搭載、300km/h超の超高速セダン
次世代 X7XB72027年3列シートSUVの頂点。圧倒的な快適性とパワー
i7 / iXDE (電動モデル)検討中アルピナ流の「静かで速い」電動化の模索
アルピナのラインアップ

北京モーターショーでのサプライズに期待

直近の注目は来月に開催が予定されている北京モーターショーで、ここでBMWは7シリーズのフェイスリフト(LCI)版の発表を行うと噂されており、それに合わせて「新型アルピナ B7」のプロトタイプ、あるいはコンセプトモデルが披露される可能性が高まっています。

かつてのアルピナ B7(2016-2022年)は600馬力を発生するV8エンジンを搭載し、高級セダンでありながらスーパーカー並みのパフォーマンスを誇る存在。

新生B7では最新の48Vマイルドハイブリッド技術を組み合わせ、さらに洗練された走りを実現することが期待されています。

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アルピナは「BMWのトップ」へ

独立したチューナーからBMWグループの一部となったことで「アルピナらしさが失われるのでは?」と危惧する声もありましたが、今回の発表を見る限りだとBMWはアルピナを「薄める」のではなく、「BMWブランドの最高峰」として磨き上げる予定であることがわかります。

3シリーズ(B3)や5シリーズ(B5)といった中核モデルの今後についてはまだ言及がないものの、まずは「7」と「X7」という頂点から攻めることで”高級イメージを強調し”、アルピナのブランド価値を再定義しようとしているのかもしれませんね。

アルピナのフラッグシップ、XB7の最終限定モデル、「XB7 マヌファクトゥーア」の公式フォト、リアのエンブレム

【知っておきたい豆知識】「XB7 Manufaktur」の価値

先日発表された現行ラストモデル「XB7 マヌファクトゥーア(Manufaktur)」は世界限定120台。

この「マヌファクトゥーア」という名称は、今後アルピナの超限定ラインとして定着する可能性があり、職人による手作業の比重を高め、コレクターズアイテムとしての価値を付加する戦略なのかもしれません(そして相当に価格が引き上げられるものと思われる)。

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参照:BMW

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