>アウディ(Audi) ■近況について■

新型アウディQ3 / Q3スポーツバック / Q5を見てきた。いずれも最新世代のデザイン、そしてインターフェースを持ちながらもけっこう違う(1)

新型アウディQ5(ベージュ)のフロント
Life in the FAST LANE.

| 画像ではわからなかったものの、実車を見ると今までのアウディとは「完全に異なる」 |

これらQ3、そしてQ5はかなりの人気を博することになりそうだ

さて、アウディQ3 / Q3スポーツバック / Q5を見てきたので、その印象などを記載したいと思います。

ぼくは過去にアウディTTを2台乗り継いでおり、よって「アウディ大好きっ子」のように言われることも多いのですが、TTを売却した後はアウディからしばらく遠ざかっており、しかし先日のA6先行発表会にて久々に「最新のアウディに触れ」、改めて現行世代のアウディに興味を持ったというわけですね(やはり実車に触れる機会を作ることは自動車メーカーにとって大事である)。

新型アウディQ3(グレー)のフロント
Life in the FAST LANE.

アウディのデザインは「フレンドリー」に

アウディのプレミアム・ミディアム、そしてプレミアムコンパクトSUVシリーズであるQ5、Q3、そしてクーペスタイルのQ3スポーツバックはいずれも全面刷新され、大幅なデジタル進化を遂げていますが、これまでのモデル、そしてこれまでのアウディと異なるのはそのデザイン。

今までの「シャープで怒った」顔つきから「フレンドリーになる」とデザイン責任者が語った通り、新しいアウディは曲線と曲面を多用した柔和な雰囲気へと変化を遂げています。

アウディのデザイナー「今後はもう、怒った顔のクルマをデザインすることはないでしょう。路線を180度転換し、ソフトで柔らかく、フレンドリーになってゆきます」
アウディのデザイナー「今後はもう、怒った顔のクルマをデザインすることはないでしょう。路線を180度転換し、ソフトで柔らかく、フレンドリーになってゆきます」

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新型アウディQ3スポーツバック(グレー)のフロント
Life in the FAST LANE.

各モデルの最新特徴

それぞれの最新モデル(新型)の特徴と、主な違いの比較は以下の通りとなっていて・・・。

  • 新型 Q5:新世代のプラットフォームを採用し、2.0L TFSI 直列4気筒ターボエンジンと、7速Sトロニックを搭載。メーターパネルと一体化した14.5インチの大型タッチスクリーンや、助手席用ディスプレイ(オプション)を採用し、ワンクラス上の静粛性と上質な乗り心地を実現
新型アウディQ5(ベージュ)のリア
Life in the FAST LANE.
  • 新型 Q3:筋肉質でエモーショナルな新デザインへと生まれ変わり、エンジン出力が255hpへと向上し、トランスミッションも7速Sトロニックへ刷新されたことで加速性能が劇的に進化。室内には11.9インチのメーターと12.8インチの有機ELディスプレイを組み合わせた「デジタルステージ」を採用
新型アウディQ3(グレー)のリア
Life in the FAST LANE.
  • 新型 Q3 スポーツバック「新型Q3の先進テクノロジーや高い走行性能をベースとし、リヤにかけて緩やかに傾斜するクーペルックの美しいルーフラインが特徴のスタイリッシュSUV。スポーティな外観ながら、スライド&リクライニング可能なリヤシートを備え、実用性も高いレベルで確保されている
新型アウディQ3スポーツバック(グレー)のリア

主要スペック・特徴の比較

3モデルの主な違いを比較表にまとめると以下の通り。

項目Q5 (新型ミディアム)Q3 (新型コンパクト)Q3 スポーツバック (新型クーペ)
車両クラスミディアムサイズ(上位)コンパクトサイズコンパクトサイズ(クーペ型)
主な特徴圧倒的な静粛性上質なゆとりクラストップレベルの加速と先進性洗練された流麗なクーペシルエット
全長約 4,688 mm約 4,531 mm約 4,531 mm
全高約 1,668 mm約 1,628 mm約 1,546 mm(低くスポーティ)
中心エンジン2.0L 4気筒ターボ (268hp)2.0L 4気筒ターボ (255hp)2.0L 4気筒ターボ (195kW等) / 1.5Lマイルドハイブリッド等
インフォテインメント11.9インチ+14.5インチ画面11.9インチ+12.8インチ「デジタルステージ」11.9インチ+12.8インチ「デジタルステージ」
ラゲッジ容量(定員時)約 620 L約 822 L約 375 〜 488 L(デザイン優先)

アウディQ3 / Q3スポーツバック / Q5にはこんなデザイン上の違いがある

そこでそれぞれのモデルを見てみたいと思いますが、Q5のヘッドライト周辺はちょっと特殊な形状を持っていて、バンパー側が「うねるような」形状を持っており、ヘッドライト下側が「一段奥に」めり込んでいるような造形です。※ヘッドライトのレンズはバブル形状

新型アウディQ5(ベージュ)のヘッドライト
Life in the FAST LANE.

一方Q3のほうは「よりスリム」で「ツライチ」な感じ。

ヘッドライトの内側も「よりデジタル」っぽい感じですが、最大の(Q5との)相違は「スプリットヘッドライト」構造を持ち、実際のヘッドライトがバンパー側にあること。

新型アウディQ3(グレー)のヘッドライト
Life in the FAST LANE.

フロントグリル形状は両者ともよく似ていますが、Q5のほうには「ベゼル」が装着され(パーツ点数が多い)、グリルのメッシュもダイナミック、そしてグロスブラックのパーツが付与されます(Q5はSライン仕様)。

新型アウディQ5(ベージュ)のフロントグリル
Life in the FAST LANE.

こちらはQ3。

新型アウディQ3(グレー)のフロントグリル
Life in the FAST LANE.

フロントアンダーには「ロックガード風」のデザインを採用し、ちょっとワイルドな雰囲気ですね。

新型アウディQ3(グレー)のフロントアンダー
Life in the FAST LANE.

なお、ちょっと面白いのは「フロントグリルの上にボンネットが乗っているかのような」デザインを持つことで、これはQ3とQ5に共通するのですが、新型A5とA6では「バンパーとボンネットとのつながりに「段差がなく」スムーズになっており、これは「Q」と「A」との差なのかもしれません。

新型アウディQ5(ベージュ)のフロントグリル
Life in the FAST LANE.

こちらは新型A6のフロント部ですが、フォーリングスの表現方法も異なっており、アウディは「金太郎飴」を脱しつつあるのかもしれません。

アウディA6(グリーン)のグリルとエンブレム
Life in the FAST LANE.

そしてもうひとつの「Q」と「A」との差といえば「ドアハンドル」。

新型アウディQ5のドアハンドル
Life in the FAST LANE.

Q3とQ5ではコンベンショナルなアイロン型ドアハンドルが採用されていますが、A5とA6では「フラッシュマウントドアハンドル」が採用されており、アウディはやはり「QとA」とを明確に区別しているということになりそうです。

新型アウディA6のドアハンドル
Life in the FAST LANE.

そしてフェンダーに明確な「織り目(プレスライン)」が入るのも新生Qシリーズの特徴で、Q5の場合はモール付き。

新型アウディQ5(ベージュ)のフロントサイド
Life in the FAST LANE.

ちなみにこの仕様だとモールはボディカラー同色に。

新型アウディQ5(ベージュ)のフェンダーアーチ
Life in the FAST LANE

Q3の場合だとこんな感じで「いったん内側に入って外に出る」というプレスライン。

これはいくつかのメーカーが採用する手法でもあり、「いったん内側に入ることで」フェンダーが相対的に「外に出ているように見え」、そしてモールがなくとも「力強く」見え、そしてSUVの「上下に長い(天地がある)」ボディでもサイドビューが間延びして見えないという優れたテクニックです。

新型アウディQ3(グレー)のフェンダー
Life in the FAST LANE.

リアに目を移すと、Q5のテールランプはやや立体的で、ヘッドライト同様にバブル形状。

新型アウディQ5(ベージュ)のテールランプ
Life in the FAST LANE.

Q3だとやはり「ツライチ」となり、ボディラインに統合されたデザインを持っています。

なお、端のほうが「下に広がり」、これはA6とも共通するもので、登場時期を考慮すると、Q3のほうがQ5に比較して(A6とともに)より新しい世代のデザインを持つ」ということなのかもしれません。

新型アウディQ3(グレー)のテールランプ
Life in the FAST LANE.

ちなみにQ3スポーツバックだと「(リア全体が丸いので)より滑らかさ」が際立つように思います。

新型アウディQ3スポーツバック(グレー)のテールランプ
Life in the FAST LANE.

そしてQ3スポーツバックのリアアンダーはこう。

「横にした8の字」っぽいデザインではありますが、けっこうツルっとしてますね。

新型アウディQ3(グレー)のリアアンダー
Life in the FAST LANE.

そしてこちらはQ5。

やはり「横8の字」っぽいものの、グリルっぽいインサートが設けられるなど、フェンダーアーチ同様、Q3に比較すると、デザインそして構造に対して「ひと手間」多くかけられている、という印象ですね。※ある意味ではQ3のほうが未来っぽく、Q5のほうが従来の「自動車」的でもある

新型アウディQ5(ベージュ)のリアアンダー
Life in the FAST LANE.

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