
| 三菱が新型パジェロの発売日を公開、情報も続々リリース予定 |
「パジェロ」というよりは「パジェロファミリー」の復活といったほうがいいだろう
三菱自動車ファン待望の瞬間がついに間近に迫ることとなり、2021年の生産終了から5年の歳月を経て、三菱のフラッグシップ本格オフローダー「パジェロ」が”2026年9月2日”にワールドプレミアされることが正式発表。
新型パジェロは、最新のトライトンをベースとした頑丈なラダーフレーム構造を採用し、伝説の四駆制御「S-AWC」を載せて本格クロカンとして今回堂々の復活を果たすことに。
そして新型パジェロの大きな武器は「上質な乗り心地」だとされ、ここで新型パジェロについてわかっている情報を整理してみましょう。
この記事の要約
- 世界初公開日: 2026年9月2日に第5世代となる新型パジェロが世界初公開。
- 強靭な骨格: ピックアップトラック「トライトン」由来のラダーフレームを採用し、専用サスペンションで上質な乗り心地を両立。
- 走破性能: 独自の四輪制御技術「S-AWC」と最新のドライブモードを搭載。
- ファミリー化: タイ工場で生産され、今後はコンパクトSUVや軽自動車サイズのクロスオーバーへ「パジェロファミリー」として派生予定。
5年ぶりの復活とトライトンベースの本格ラダーフレーム
2021年の生産終了以降、トヨタ「ランドクルーザー」や日産「パトロール(サファリ)」の後塵を拝していた三菱ではありますが、ついにフラッグシップSUVの座にパジェロを呼び戻すことに。
新型パジェロ(第5世代)の最大のトピックは、モノコックから再び原点回帰とも言える「ラダーフレーム構造」への刷新で、ピックアップトラック「トライトン」の堅牢なプラットフォームをベースにしつつも、パジェロ専用のフロント・リアサスペンションチューニングを施すことにより「過酷なオフロード走破性と舗装路での高い快適性・静粛性」を高次元で融合させているものと見られます。
4WDシステムには三菱が誇る車両運動統合制御システム「S-AWC(Super All-Wheel Control)」を採用し、路面状況に応じて最適なトラクションを発生させ、どんな悪路でも安全に目的地へ到達できる走破性を確保することとなり、三菱ならではのアドバンテージを活かしたクルマとなりそうですね。
伝統の「3連メーター」がデジタルで現代に蘇る
ティザー画像や先行公開された情報によると、エクステリアは直線を基調とした角張ったボクシーなシルエットに加え特徴的なLEDライティング、ブラックのアルミホイールが組み合わされることとなるもよう。
インテリアでは、かつてのパジェロの象徴であった「傾斜計・高度計・コンパス」の3連マルチメーターが「現代のデジタルディスプレイ(14.3インチ等)」としてグラフィカルに復活することが示されており、さらにはサドルカラーのパーフォレイテッドレザー(穴あき本革)やベンチレーション機能を備えた高級感漂う仕上がりを持つなどプレミアムフラッグシップに相応しい空間が広がります。
ダカール・ラリーで連覇を果たした伝説のドライバー・増岡浩氏も、「世界一周レースがあるなら最速のクルマはパジェロかもしれない。砂漠でも高速道路でも、雪でも雨でも確実に目的地へ着き、全員を安全に家へ連れて帰るクルマだ」とコメントを寄せるとともにその絶対的な信頼性をアピールしており、「(後発だけに)全方位にて」隙のないオフローダーであると考えていいのかもしれません。
車種概要、性能・デザイン・スペックなどの特徴、競合比較
新型パジェロ 予想・判明スペック一覧
| 項目 | 詳細スペック(予想含む) |
| 発表日 / 発売時期 | グローバル初公開:2026年9月2日(市場投入は2026年末〜2027年) |
| シャシー構造 | トライトン派生 ラダーフレーム構造(ボディオンフレーム) |
| 駆動方式 | 四輪駆動(S-AWC / スーパーセレクト4WD-II搭載予想) |
| パワートレイン | 2.4L クリーンディーゼルツインターボ / ディーゼルハイブリッド(順次PHEVが追加されるものと予想) |
| ドライブモード | Eco, Normal, Gravel, Sand, Snow, Mud, Rock 等 |
| 主要装備(内装) | デジタル3連マルチメーター、サドルカラーレザーシート、ベンチレーション |
| 生産拠点 | タイ工場(トライトンと同拠点) |
| 主なライバル車種 | トヨタ ランドクルーザープラド(ランクル250)、日産 パトロール |
本格ライバル(ランクル250等)との立ち位置と市場での影響
新型パジェロの直接的な競合となるのは、世界的に大ヒットを記録している「トヨタ ランドクルーザー250」。
ランクル250が実用性とモダンオフロードの質感を前面に出しているのに対し、パジェロはラリーで培った「S-AWC」による高度なオン&オフロードの運動性能と独自の電子制御技術で差別化を図ることとなり、またディーゼルハイブリッドやPHEV(プラグインハイブリッド)といった電動化技術の段階的な投入によって厳しい環境規制にも対応していくものと考えられます。
【知っておきたい関連情報】「パジェロファミリー」としての拡大展開計画
今回の新型パジェロの復活は、単なる1車種のモデルチェンジにとどまらず、三菱はパジェロを(三菱における)象徴的な「アイコンファミリー」として再定義する計画を進めています。
今後は、タイで生産されるフルサイズの本格パジェロを頂点とし、より扱いやすい「コンパクトSUVサイズのパジェロ」や、日本市場にもマッチする「軽自動車サイズのクロスオーバー(パジェロミニの現代版)」など複数の派生モデルへと展開されることが示唆されており、これはかつてのパジェロファミリーの再来ということにもなりますが、これは「より少ないリソースで戦う」もっとも効率的な手段であり、パジェロというビッグネームだからこそなせるワザ(三菱はすでにデリカでこれを実践している)。
結論
世界の自動車ファンが待ち望んだ「パジェロ」の名が再び「2026年9月2日に」最前線へと戻ってくることが明らかになり、過酷な悪路を走破するタフネスさ、そして最新のS-AWC制御およびデジタル技術が融合した新型パジェロがSUV市場における三菱の存在感を一気に高めることとなるのはまず間違いないものと見られています。
まだ解禁されていない詳細スペックについては、9月2日のワールドプレミア、あるいはそれまでの間に明かされることになるものと思われますが、キング・オブ・オフローダーの新たな伝説の幕開けに期待が高まろうというものですね。
合わせて読みたい、三菱パジェロ関連投稿
-
-
新型パジェロは先代までの3連メーターをデジタルで再現することが明らかに。最新ティーザー動画にてファン歓喜の「マルチメーター」が示される
Image:mitsubishimotorsjpn | まさに「パジェロを超えることができるのはパジェロだけ」である | この「マルチメーター」の再現だけで三菱の本気度がわかろうというものである 19 ...
続きを見る
-
-
三菱が新型パジェロの期待をさらに煽る。「悪路走破性はもちろん、快適性にも自信があります」。足回り制御技術とPHEVによる「静粛性」を武器にランクルへと戦いを挑む
Image:Mitsubishi | 三菱が明かした車体制御の技術と真価とは | 2026年秋の発表へ向けてついに明かされた「足回り」の秘密 かつて日本の四輪駆動車市場を牽引し、オフロード界の金字塔と ...
続きを見る
-
-
三菱がパジェロの復活を正式に予告。トライトンのラダーフレームを採用しトヨタ「ランドクルーザー」、再投入される日産「テラノ」に対抗か
Image:MITSUBISHI | 2027年あたりには一気に「クロカン四駆」のラインアップが日本国内でも樹実することに | これで「ランドクルーザー一強」の状況に変化が訪れるか さて、三菱が新型パ ...
続きを見る
参照:MITSUBISHI











