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アルファロメオ・ジュリアのプラットフォームはマセラティやダッジにも使用される可能性が浮上

2016/12/04

アルファロメオ・ジュリアや新型SUV「ステルビオ」に採用されるプラットフォーム「グリージョ(グリジオ)」ですが、これはFCA内にて、アルファロメオ以外にも使用される可能性があるようです。
このプラットフォーム設計時には「アルファロメオのみの専用設計」とされていたものの、”出来が良すぎて”グループ内でシェアしないのはもったいない、という話になっているようですね。

なおアルファロメオ・ジュリアはもともとFFとして開発がスタートしていますが、セルジオ・マルキオンネCEOの「FRにして」という鶴の一声にて急遽FRベースに。
そのため開発期間が不足し発売予定が伸びに伸びての登場ですが、それでもグループ内では「ダイヤの原石のようだ」とされ、FCAの重役がメディア語るところによるとダッジやマセラティなど、アルファロメオ・ジュリア/ステルビオの「上下」車種においてもシェアしたい意向のようです。

なおアルファロメオはこの「グリージョ(グリジオ)」プラットフォームの開発に1200億円を投じており、アルファロメオ内で8つのモデルに使用されると言われてきましたが、FCA内でシェアされるとなると、一気にジョルジオ・プラットフォーム採用車種が拡大しそうですね。

関連投稿:次世代ダッジ・チャージャーとアルファロメオ・ジュリアはプラットフォーム共有

マルキオンネ氏が自社のディーラーに語ったところによると、次世代のダッジ・チャージャーとバラクーダ・コンバーチブルはアルファロメオ・ジュリアのプラットフォームを使用する、とのこと。
バラクーダ・コンバーチブルとプラットフォームを共有するとなると、アルファロメオ・ジュリアにもオープン版が登場するかもしれませんね。

FCA内でプラットフォーム、エンジンの共有が進むわけですが、グループ内ではかなり大きな変化がありそうです。
なチャージャーは「4ドアコルベット」のようなデザインになるとも言われています(画像は1999年チャージャーR/Tコンセプト)。

なおアルファロメオの新SUV、マセラティ・レヴァンテ、ジープ・グランドチェロキー
についてはFCAの6.2リッターヘルキャットV8エンジンを搭載するとのことで、0-100キロ加速は驚愕の3.5秒となる模様。

マルキオンネ氏は今後2年で登場するであろう30もの新型モデルについて話をしたそうですが、その中にはマツダ・ロードスターをベースにしたフィアット124スパイダーもあったそうです。

VIA:CARSCOOPS

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