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1998年と2015年のカローラをお互い衝突させる実験。そこには驚くべき安全性の差があった

2017/06/03

1998年と2015年のトヨタ・カローラをお互いにぶつけ、その安全性を比較した動画が登場。
これはオーストラリアの公的機関、Australasian New Car Assessment Program (ANCAP)が公開したもので、約時速60キロでオフセット衝突させたもの。
トヨタ車は元来比較的安全とされ、1998年のカローラは当事アメリカでは「四つ星」の高い安全性を獲得した車でもあります。

その1998年製カローラと2015年のカローラを衝突させるわけですが、動画を見るとその強度差は一目瞭然。
1998年カローラは運転席側のドアが吹っ飛び、Aピラーも大きく曲がっているものの、2015年カローラはキャビンの形状を保持していますね。

こちらは室内の比較。
1998年カローラはエアバッグがなく、キャビンも押しつぶされて生存空間が狭くなっていることがわかります。
その差17年ですが、この間にここまで車の安全性は進歩している、ということに。

なお動画を見るとものすごい衝撃に見えますが、衝突の速度は「時速60キロ」なので、ごく普通といえば普通の速度(相対速度は120キロになりますが)。
その速度で衝突してもこれだけの衝撃を受けることになり、事故だけは避けねばなるまい、と改めて思います。

関連投稿:これがクラッシュテストの現場だ。新型アメリカンマッスルが容赦なく破壊される動画

フォード・マスタング、シボレー・カマロ、ダッジ・チャレンジャーという人気のアメ車のクラッシュテスト内容をIIHS(Insurance Institute for Highway Safety)が動画で公開。

最も安全なのはマスタング、次いでカマロ、そしてチャレンジャー。
テスト内容は過酷で正面衝突やオフセット衝突、上から圧力を掛けるなど当然ですが「破壊された時の強度を試す」ために思いっきり衝撃を与えています。

見るからに恐ろしい映像ですが、車が完全に潰れてもサバイバルゾーンを確保していたり等、やはりよく考えているんだなあ、と感心したり。
こういった動画を見ると、やはり安全性の高い車に乗りたいものだ、と思います。

関連投稿:アメリカ人の肥満加速→クラッシュダミー人形もそれにあわせて巨大化している、という動画

アメリカ人の肥満が加速し、クラッシュテストのダミー人形も大きくなっている、という動画。
これは肥満が進んでいるということに加えてドライバーの高齢化(高齢な人ほど肥満が多い)も影響しているとのことで、クラッシュダミー人形を製造している会社によると、最新のダミー人形は以前のものに加えて45キロも重いものも設定されている、とのこと。

なお、Telegraphによると世界の肥満ランキングは下記の通り(日本は137位)。

1.ミクロネシア
2.トンガ
3.アメリカ
4.サモア
5.クゥエート
6.オーストラリア

これを見るとけっこう意外で、メキシコ、アメリカ、オーストラリア、カナダあたりはもっと上位にあってもいいように思いますが、実際はそうではないようで、アフリカの国々、中東の国々も比較的上位。
中東だとカタールは8位、アラブ首長国連邦は11位となっていますね。

およそ暑い国々では肥満率が高いようですが、一般に暑い国では甘いものが好まれる(フルーツもよく採れる)ということが関係しているのかもしれませんね。

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