ヘネシーの顧客はまさに”アメリカン”。「ガンホルスターを取り付けてほしい」という要望があったことが明らかに

Image：Hennessey

｜　やはりアメリカと銃とは密接にどこかで結びついている　｜

現時点でヘネシーがこの要望に応えたのかどうかは明かされていない

さて、米チューナー、ヘネシーは自社オリジナルのハイパーカー「F5」を発売していますが、このクルマは少量生産という利点を活かし、オーナーが注文時に様々なカスタマイズを行うことが可能となっています。

そして今回、ヘネシーのデザインディレクター、ネイサン・マリニック氏がカーメディアのインタビューに応えたことで明らかになったのが「顧客がグローブボックスにガンホルスターを取り付けてほしいというリクエストを行った」こと。

ヘネシーがこの要望に答えたのかどうかは明かされていない

ただしこのインタビューではヘネシーがこの顧客の要望に答えたのかどうかについては言及されておらず、しかしネイサン・マリニック氏はこのリクエストにつき「いかにもテキサスらしい」とコメントし、CEOのジョン・ヘネシー氏は別途「顧客はテキサスのスタイルを理解し楽しんでいる」とコメントしているため、おそらくは要望に応えたのではないかと思われます。

そしてネイサン・マリニック氏はこのようなカスタマイズにつき「追加費用がかかるものの、顧客はその価値を十分に理解している」と述べ、「ヘネシーの職人技は、高級な機械式時計のようなものです。それを評価する人は評価し、評価しない人は評価しません。それで構わないのです」とも。

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— HennesseyPerformance (@HennesseyPerf) August 7, 2024

実際のところ、ヘネシーが手掛けたペイント仕上げの中には、数百時間、あるいは数千時間を費やしたものもあるといい、たしかにこれらは「そのオーナー以外には価値が理解できない」のかもしれませんが、そもそもカスタムというのは「そういうもの」でもあるため、オーナーが満足できればそれでいいのかもしれません。

なお、ヴェノムF5はその荒々しいアイデンティティを完全に体現したハイパーカーで、6.6リッター・ツインターボV8エンジンを搭載して1,817馬力、1,615Nmのトルクを発生させ、0-100km/h加速はガソリン車トップレベルの2.6秒。

最高速度は500km/hを超えるとされ、ニュルブルクリンクでは（現在市販車トップの）メルセデスAMG Oneよりも速く走ることができると主張されていますが、現時点ではいずれも「立証」されておらず、しかし2025年にはその実力が明らかになるものと思われます。

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参照：CarBuzz