| 現在、ハイパーカーメーカーの市場は「競争」よりも「共存」であり、お互いをライバル視する関係ではない |
そして一部の富裕層が「複数台のハイパーカー」を所有しており、彼らには「どれか一台」という選択はない
さて、先日は「クリスチャン・フォン・ケーニグセグ(ケーニグセグ)、ゴードン・マレー(ゴードン・マレー・オートモーティブ=GMA)、メイト・リマック(リマック)、ジョン・ヘネシー(ヘネシー)」という世界最速記録を達成したことがある自動車メーカーCEO、あるいはそのクルマの開発に携わった4名を集めた対談が開催されていますが、今回はクリスチャン・フォン・ケーニグセグ、メイト・リマック、ジョン・ヘネシーの3人がそれぞれ自身が経営する自動車メーカーのクルマを持ち寄って「互いに乗り比べる」という企画が実現することに。
集まったクルマは「ヘネシー・ヴェノムF5レボリューション、リマック・ネヴェーラ、そしてケーグセグ・ジェスコ・アタックの3台で、いずれも性能の頂点を極めており、最もパワーが低いジェスコでも1,600馬力を発生するという強烈なラインアップとなっています。
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3台のハイパーカーがソノマ・レースウェイで猛威を振るう
この3台のハイパーカーが走る舞台となったのはアメリカのソノマ・レースウェイで、まずはジョン・ヘネシーがケーニグセグ・ジェスコ・アタックに乗り込み、フルアクセル時にトラクションコントロールが調整され始めると「少し intimidating(威圧感がある)」と表現し、「こういったクルマは常識を超えたものであるべきだ」と語っています(もう少し暴れてもいいということなのだと思われる)」。
その後に登場するのはメイト・リマックで、ドライブするクルマはヘネシー・ヴェノムF5レボリューション。
「ゴーカートにモンスターエンジンが搭載されているかのようだ。クレイジーだ」と称賛し、最後にクリスチャン・フォン・ケーニグセグがリマック・ネヴェーラを運転し「とても素晴らしく、予測しやすく、運転が簡単で楽しい。パワフルだ」と微笑みながら率直な意見を述べることに。
その後もお互いのハイパーカーを交換して楽しいひとときを過ごしたようですが、メイト・リマックとクリスチャン・フォン・ケーニグセグが同乗してクルマの挙動やエンジニアリングについて語らうといった貴重な場面も収録されており、非常に見応えのある動画となっています。
「ケーニグセグ」「リマック」「ヘネシー」CEOがお互いの作ったクルマを乗り比べる動画はこちら
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参照:Top Gear(YouTube)