| やはり目玉はフラットプレーンクランク採用のV8エンジン |
新型シボレー・コルベットZ06と見られるプロトタイプ軍団が目撃に。
今回はすでに発売が開始されているベースモデルのC8、そして以前にも目撃された、比較テスト用と思われるポルシェ911GT2 RSとともに走行しており、つまり新型コルベットZ06のパフォーマンスは「911GT2RSにも比肩しうる」と考えていいのかも。
なお、C8コルベットについては、ベースモデルのコルベットの上にグランスポーツ(600馬力くらい)、Z06(650馬力くらい)、ZR1(850馬力くらい)、ZORA(1000馬力くらい)の4バリエーションが投入される、と言われています。
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次に登場するのはZ06
そしてこれらの中で最も早く追加されることになるのは「Z06」だと言われ、そして今回目撃されたプロトタイプがZ06である可能性が大。
なお、今回目撃されたプロトタイプ、以前に目撃されたプロトタイプも厳重なカモフラージュが施されており、つまりは「全体的にベースモデルのC8コルベットとは異なる」「どうやってもC8コルベットに見せかけることができない」ということなのかもしれません。
さらにいずれのプロトタイプもホイールにディスク状の物体が取り付けられていて、この意図も不明。
そこまでしてホイールデザインを隠す必要も無いと思われ、しかし全体を覆っているのは「一見してそれとわかるカーボンホイールを装着しているから」とも言われています。
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そしてリヤから見るといくつか気づかされる点があり、まずはボディが拡げられているように見え、間違いなくタイヤが太いこと(345幅くらいありそう)。
さらにリアバンパーのアンダー部分もデザインが変更されるようで、テールパイプも4本出しへ。
しかしテールパイプを拡大してみると、中央の二本は「切りっぱなし」のように見えるのでダミーの可能性が高く、最終的にどのようなデザインになるのかは謎のまま。
ちなみにホンダ・シビック・タイプRのテールパイプは真ん中に「1本だけ太さの異なる」3本出しですが、これは美しい「サウンド」を奏でることを目的としている、と公表されていますね。
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新型コルベットZ06については「フラットプレーン」クランクが与えられると言われ、これは基本的にレーシングカーと同様の構造(各シリンダーからの排気干渉を避けることができるが、その分振動が大きく、エンジンの寿命が短くなる)。
市販車においてフラットプレーンクランクを採用するのはフェラーリ(のV8モデル)くらいしかないと言われ、これを採用するのは「快適性を犠牲にしても走りを重視する」場合のみなので、新型コルベットZ06の本気度も推して知るべし、というところですね。
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新型コルベットZ06について、その発売時期については今のところ判明しておらず、しかし有力な説は「2021年始め」というもの。
まだまだ時間がありそうですが、楽しみにそのリリースを待ちたいところです。
VIA:Motor1