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コルベットには「コルベット博物館」で納車を受けることができるオプションがある!どんな体験ができるのかを見てみよう【動画】

2023/02/27

コルベットには「コルベット博物館」で納車を受けることができるオプションがある!どんな体験ができるのかを見てみよう【動画】

| コルベットはその作り手、関わる人々のあふれんばかりの愛によって支えられている |

この納車イベントは忘れられないものとなりそうだ

さて、シボレー・コルベットには「コルベット・ミュージアム・デリバリー・エクスペリエンス」なるオプションがあり、これはケンタッキー州ボウリンググリーンにあるナショナル・コルベットミュージアムにて自身のクルマを引き取ることができる、というもの。

ちなみに以前は(今も選択できるかどうかはわからない)自分のコルベットの製造に参加できるというオプションもあり、これは工場のインストラクターの指導に従って自分で自分のクルマのステアリングホイールを装着したりといったことが可能だと紹介されていますね。

こういった体験は「クルマを楽しむ」という文化のあるアメリカならではだと思いますが、ホンダ(アキュラ)NSXも工場にて自分のクルマを引き取ることができるオプションがあったかと記憶しています(ただ引き取るだけではなく、自身のNSXの生産過程を収めた資料などももらえる)。

「コルベット・ミュージアム・デリバリー・エクスペリエンス」はこんな内容になっている

そして今回、シボレーがじきじきにその「コルベット・ミュージアム・デリバリー・エクスペリエンス」の内容を紹介する動画を公開していますが、まずこれはコルベットの注文時に、オプションコード「R8C」を申し込む必要がある、とのこと。※下の画像がコルベットミュージアム。形がコルベットぽくない

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そしてこのオプションには車内に飾る専用のプレート、ナショナル・コルベットミュージアムの1年間の個人会員権、ナショナル・コルベットクラブ協議会の会員権が含まれるのだそう。

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そして納車当日になると、コルベットとこのオプションの購入者は博物館とコルベットが製造された工場を案内されることになりますが、納車時には専任のスタッフから車両の取り扱いに関する説明がなされます。

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「コルベット・ミュージアム・デリバリー・エクスペリエンス」は記憶に残る納車となりそうだ

博物館の内部はさすがにコルベット専門のは靴感だけあって様々なコルベットがズラリ。

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工場見学だと塗装や組み立てなどのラインを見学できるもよう。

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そのほか、併設のサーキット走行の割引があったり、コルベットストアでの購入割引などもあり、なかなかにこの「コルベット・ミュージアム・デリバリー・エクスペリエンス」の内容はもりだくさん。

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そしてこのコルベット・ミュージアム・デリバリー・エクスペリエンスには、さらにいくつかのオプションがあり、その中でも人気が高いのがクルマの組み立てを最初から最後まで記録した「NCMフォトアルバム」で、これは40ページ以上の文章と写真で構成されていますが、その料金は700ドル。

ただしこのオプションにはGMボーリング・グリーン組立工場長やナショナル・コルベット・ミュージアムのエグゼクティブ・ディレクターからのレターが付属するうえ、アルバムへのサインがなされるそうなので、その金額を支払うだけの価値があるのかもしれません。

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この体験の最後は「キーを手渡してもらうこと」でクライマックスを迎えるといい、シボレーによると感極まって涙を流す顧客もいるのだそう。

そして自身のコルベットに乗ってナショナル・コルベットミュージアムを後にするわけですが、出口の上部には「ENJOY THE RIDE」という文字を記した看板があり、これはさすがの演出だと言えそうです。

なお、国によってはクルマは移動のための手段だと捉えられる場合も少なくはなく(欧州はその傾向が強いという)、よって楽しみのためにクルマに乗ったり、いわゆる「ドライブ」という行為が理解されないといいますが、アメリカでは「運転するため、走るためだけにクルマに乗る」という”ドライブ”文化があり、よって他の国々とはクルマの捉え方がちょっと違うのかもしれず、そのために「アメリカでしか生まれないような」クルマが時々登場するのだと思われます(ただ、日本はアメリカに近いクルマの楽しみ方をしていると思う)。

コルベット・ミュージアム・デリバリー・エクスペリエンスを紹介する公式動画はこちら

https://youtu.be/JwNR0TdnbW8

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参照:Chevrolet

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