シボレー・コルベットZ06がホッケンハイムを走って1分49秒1を記録！価格が倍以上のランボルギーニ・ウラカンEVOと同タイム、911GT3や720Sにも迫る【動画】

｜　コルベットZ06でこのタイムとなると、さらに過激なZR-1では完全にランボルギーニを抑えるだろう　｜

コストパフォーマンスという点では、これ以上のスーパーカーは存在しない

さて、現在のコルベットのラインアップの中での最強モデルが「Z06」。

これからZR-1、ZORAといったモデルが登場することになるものの、このZ06が今回スポーツ・オートのテストによってホッケンハイムリンクを走り、1分49秒1という素晴らしいタイムを記録することとなっています。

シボレー・コルベットZ06は恐るべきコストパフォーマンスを持っている

シボレー・コルベットZ06は最高出力679馬力 / 624Nmを発生する5.5リッター・フラットプレーンクランクV8エンジンを搭載していますが、このフラットプレーンクランクエンジンはフェラーリのV8モデル、メルセデスAMG GTブラックシリーズのような一部のパフォーマンス特化型モデルにしか搭載されておらず、しかもコルベットZ06の場合は「自然吸気」。

0−100km/hを2.8秒で加速するという俊足ぶりを誇り、しかしもっとも驚かされるのは「1500万円以下」という、フェラーリV8モデルやランボルギーニV10モデルの「半分」という価格です。

さらにはサーキット走行に特化した足回りやセッティングを持っており、あらゆる方面において欧州のスーパーカーのライバル足り得る存在と言っても過言ではなく、今回のホッケンハイムリンクへのアタックにおいて、それが明確な数字となって示されることとなっています。

コルベットZ06は欧州のスーパーカーに対してどれくらい迫っているのか？

そこで欧州のスーパーカーのタイムを見てみると、同じくオートスポーツがテストした中だとマクラーレン720Sが1分45秒5、992世代のポルシェ911 GT3が1分45秒8、ランボルギーニ・アヴェンタドールSVJが1分47秒3、ランボルギーニ・ウラカンSTOが1分48秒60、ランボルギーニ・ウラカンEVOが1分49秒という数字です。

これを見ると、マクラーレンやポルシェとは4秒近い差がありますが、注意すべきは「今回、ホッケンハイムリンクを走ったのは欧州仕様のコルベットZ06である」ということ。

欧州仕様のコルベットZ06は、米国仕様に対し、ガスパティキュレートフィルターと改良型エキゾーストを装備しなければならず、パワーが679馬力（670PS）から636PSにまでダウンしてしまいます。

たしかにライバルたちは「厳しい環境規制に対応した状態」でこれらのタイムを出しているものの、もし今回のテストに使用されたコルベットZ06が「北米仕様であったなら」あと1−2秒は速いタイムが出ていたかもしれませんね。

シボレー・コルベットZ06がホッケンハイムリンクを走る動画はこちら

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参照：sport auto