テスラの次世代モデルは「モデルYよりも小型のSUV」？メキシコと上海で年間200万台づつを生産し、もっとも売れるテスラとなるもよう

｜　そしてこの「次世代テスラ」の価格は驚異的に安い値付けがなされるものと思われる　｜

おそらくこの安価なテスラが実現するのは2年ほど先の話だろう

さて、テスラに関しては様々なウワサが存在しますが、最新の情報によれば、テスラの次世代モデルは「モデルYよりも小さなクロスオーバーになる」とのこと。

なお、この次世代モデルについて、以前からウワサされている「25,000ドルのEV」なのかどうかは不明ではありますが、テスラは次世代モデルについては「非常に安くなる」とコメントしたことがあり、効率を重視するテスラが”似たような価格帯のクルマ”を複数持つことは考えにくく、よってぼくは「これらは同じクルマを指している」と考えています。

まずはメキシコ工場から次世代テスラが登場

そして「詳しい情報を知っている」とする業界関係者によれば、この次世代テスラは（設立が発表された）メキシコのギガファクトリーにて（まず）生産が始まることになるといい、「新しい工場に、新しい工作機械を導入して新しいクルマを作る」のは非常に理にかなった話です（既存工場の工作機械を入れ替えるとなると、その期間は生産が止まってしまう）。

ただ、現在の厳しい競争を生きにくためにはことを急ぐ必要があり、そのためテスラはこれまでにない「記録的な速さ」にて建設することを目指しているとも言われているようですね。

テスラは次世代EVを年間400万台生産する？

そしてもうひとつ次世代テスラに関して出てきたレポートが「テスラはこの次世代電気自動車を年間400万台生産する」というもの。

昨年のテスラの販売台数が190万台であったことを鑑みるに、この400万台というのは恐るべき数ではありますが、テスラは2030年までに年間2000万台の生産を目指しているので、その達成のためにはこれくらい売らないといけないのかもしれませんね。

ちなみにこのレポートは中国経由にて報じられたもので、よってこのレポートでの「生産」とはギガ上海での製造を指すのかも。

こちらに関しても、この次世代テスラは「モデルYの小型版」だと報じられており、さらに別の情報だとギガ・メキシコで200万台、ギガ上海で200万台の生産を行うとするものもあって、実際のところどうなるのかはまだまだわからない、といった状況です。

ただ、テスラは「順番に」ものごとを片付けてゆくので（あまり同時進行を行わない）、この次世代テスラについては、現在最優先となっているサイバートラックの発売を成功させた後、もしくはその後のテスラ・ロードスターをローンチさせた後となる可能性もあり、となるとあと「1－2年」くらいを要する可能性がありそうですね。

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参照：36 Krypton, Teslarati, insideEVs